S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーデルタ レビュー

仮面ライダー555』より、三本目のベルト『デルタドライバー』で
変身する仮面ライダーデルタがフィギュアーツに登場!


パッケージ


白と黒を基調とし、アクセントでオレンジを使用した
デルタ本人のカラーに合わせた装丁になっています。






中身。こまごまとした付属品が多めです。





仮面ライダーデルタ


TV版『仮面ライダー555』に登場する3本のベルトの最後の1本
『デルタドライバー』で変身する仮面ライダー
様々なキャラクターが変身したファイズ、カイザ以上に持ち主が定まらない
ベルトでしたが最終的に気弱な青年、三原のもとに落ち着きました。






デルタも555に登場するライダーのフォーマットにならい
記号『Δ=デルタ』をデザインモチーフとしてします。
ボディを流れる白いラインはブライトストリームと呼ばれ
ほぼ一本線だったファイズに比べると複雑に、全身に絡みつくように伸びております。






複眼部分はクリアオレンジ。
ほぼモノトーンのボディにおいてここだけ鮮やかなオレンジなので目立ちます。







腰には変身ベルト『デルタドライバー』を装着。
腰と胴の間に挟み込んでいるだけでされておらず本体の可動にあわせて位置を調節できる仕様なのですが
結構左右にズレやすくポージングの際にいちいち直す必要があって少々煩わしいです。






基本的な可動はファイズ、カイザと同様。
腰まわりがより動かしやすくなっている印象。







デルタドライバーの右側についているデルタフォンは取り外し可能。
専用手首で保持できます。







デルタフォンはアンテナが伸びた状態の物も付属します。
音声入力の携帯電話型ツールという設定なのですがパッと見だと銃のグリップにしか見えませんね。







また、デルタフォンを合体させるもう一つのツール、デルタムーバーも取り外し可能。
専用手首でビデオカメラのように構えることができます。






デルタムーバーも装着用、ブラスターモード用、ポインターモード用の3タイプが付属。
ブラスターモードとポインターモードには開閉2タイプの液晶パネルまで装着できます。







ブラスターモード用のデルタムーバーに
開いた状態のパネルを装着。完全にただのビデオカメラ…








デルタムーバーとデルタフォンを合体させて、ブラスターに。
パネルを開けばロックオンして狙いをつけてる感じに出来ます。








デルタムーバーを交換してポインターモードへ。
この状態ではデルタドライバーもミッションメモリー
取り外した状態のものに交換します。







広い可動範囲により必殺技『ルシファーズハンマー』の
直前ポーズも再現可能です。







ファイズ、カイザ、デルタ。
ついに555に登場する3本のベルトのライダーが揃いました!
ちなみにウチの555は角が折れたり頭部のメタリックレッドの退色が進んで悲惨な事に…





アクションポーズ











一応銃メインライダーらしく、武器のギミック再現に力を入れてあるのが良いですね。
平手で北崎君っぽいポーズをとらせることもできます。







最後は3人そろって。
並べるとデザインに統一感があっていいですね〜。


以上、正月3が日も最終日ということでコード333の仮面ライダーデルタを紹介しました。
Φ、χに比べると割となじみやすいΔの記号をモチーフにしたライダーですが
そのベルトの設定はまたなかなかえげつなく、また装着者が定まらないということで
かなり異質なライダーだったように思います。
ほとのど白と黒のカラーリングも、非常にクールといえばそうですが
ヒロイックというよりかはやはり威圧感のようなものを感じますね。
登場初期は悪役として活躍することも多かったせいで余計に…


商品としてはファイズの素体をさらにブラッシュアップし、
なかなかマッシブな造形に仕上がっていてカッコイイです。
武器もしっかりこだわってモード違いも再現してくれていますし
デルタの立体物としては決定版と言ってよいかと。
唯一気になったのはベルトの左右へのズレやすさですかね。


さて、これまでわりとスローペースで進んできたフィギュアーツファイズシリーズですが
既に魂ウェブで仮面ライダーサイガやオートバジンなどが次々発表され
一気にコンプリートに向けて動いてきた感じがあります。今後に期待!