ビーストウォーズは俺が潰す…
すっかりドロンボーというか三馬鹿的な、愛されキャラになりかけていた
デッドマンズの3幹部に新たに新幹部が3人加入。
どいつもしっかりキャラ立していることもあり一気にピリっとした雰囲気に。
アギレラ様とフリオはなんとなくデッドマン側から追われる身になりそうな
予感がしますがどうなるのか。
ライダーサイドではなくデッドマンサイドが気になる展開になるとは読めなかった…
さて、今日もそんな前振りとは無関係に・・・・
昔々の玩具、ダイノゾーンのギガノドラゴンをアップです。
1998年にバンダイから発売されたシリーズで当時大ヒットしていたタカラの「ビーストウォーズ」の後追いアイテム。
OVAが付属するのですがこの「CG」を強調している吹き出しがモロにビーストウォーズを意識してるんですよね。
当時のビーストウォーズのパッケージには同じようなトゲトゲの切り抜きで
「世界初!100%CG!変身ロボット連続テレビアニメーション!」というシールが貼られていました。
こちらが付属のビデオ。
さすがに令和のこの時代にVHSを再生する機器は持ってないので中身は見れず。
当時はダイノティラノを持っていたので1話は見たことあるんですがCGのクオリティはなかなかだった思い出。
ギガノドラゴンのドラゴンモード。
東洋の龍モチーフで無駄のないデザインが素晴らしい。
中古品を買ったので関節がクタクタで遊びづらさがすごいのですが
それを補うデザインの良さ。
プログレスチェンジ!
長いボディを折りたたんでヒト型へ。
ダイレンジャーの龍星王をさらに延長したようなコンセプト。
この変形パターンは20年経った今でも斬新で
ダイノゾーンのなかでもギガノドラゴンは玩具ファンの間でも
抜群の認知度を誇っています(ツイッター調べ)
変形するとほぼ全身がメッキになり迫力もすごい。
どことなく破壊大帝風なフェイス。
戦隊ロボやマシンロボ風ではなく少し人間味のあるフェイスにしてるのも
ビーストウォーズの影響ですかね。
変形の都合上可動はイマイチ
下半身もほぼ動きませんし腕周りもそこそこといった程度。
ドラゴンの口がレバー操作でパカパカするギミックがありますが
対抗商品のビーストウォーズのコンボイ・メガトロンが全身ギミックの塊だったことを考えるとショボすぎて泣けてきます。
まぁこっちは全身メッキ&コンセプト勝負なのでギミックで競うことでもないんですが!
持ち味を生かせっ!
そしてギガノドラゴンには実はパワーアップ機能あり。
シリーズ終盤に発売されたナイトウイングと合体できます。
コウモリ型のナイトウイング。
もはや変形前後でほとんど違いが無い、変形玩具としてはやっつけすぎるアイテム。
こいつは実は10年以上前に前のブログで紹介してたりします。
うーん文体が若い(当時はまだ学生)
ギガノドラゴンとダークウイングが合体!
ダークイング側のパッケージなどは手元に似ないので正式な名前がわからん(!)
ウイングギガノドラゴンとか?
スイッチ操作で翼を広げられることができかなりの迫力。
悪のボス感が増していいですね。
こういうわかりやすいのはビーストウォーズにはない要素。
じつは先の記事でも触れてますがナイトウイングの合体方法は
ナイトウイングが背中にしがみついて耳から延びるゴム紐で括り付けるだけという
そんなのアリ?という斬新すぎるパターン。
ギガノドラゴンの変形とは対照的に、こちらも悪い意味で語り草です。
合体させっぱなしにしたらゴム紐ちぎれそうなので長時間飾るのも怖い…
まぁかっこいいのは間違いないんですけどね。
このパワーアップはもともと想定されてなかった方法であることは明白で
なんとかしてそれを実現された努力だけでも汲むべきか…
ちなみにナイトウイングはギガノドラゴンのドラゴンモードにも合体できます。
こっちはちゃんとギガノドラゴンの変形用ジョイントを流用する形になるので
ちゃんと固定されます。
しかし長いボディに対してちょこっと羽がつくだけではシルエット的にはバランスがイマイチに…
蛇足とはよく言ったものです。
まぁ20年以上前の玩具にいまさら真面目にあれこれ突っ込みを入れるのもヤボということでこの辺に。
玩具としてはそういった詰めが甘い部分も含めてお気に入り。
外見・コンセプトは完璧レベルでカッコいいのでもし中古屋さんとかで見つけたらぜひ確保してあげてください。