武装神姫 エレキギター型MMS ベイビーラズ レビュー

発光ギミックを搭載した最新モデル。
エレキギター型MMS、ベイビーラズを紹介!




エレキギター型MMS ベイビーラズ 素体

楽器/スピーカー用フルオートチューニングロボットと自動演奏ロボットの
技術を応用して作られた楽器型MMS。
『ラズ』というのは開発に協力した著名ロックバンドドラマー
シーダー・フィールド氏の愛猫の名前からとられているのだとか。






デザイナーは第7弾アーク・イーダも担当したCHOCO氏。
ロリータ全開のフォルムに過激なコスチュームの組み合わせは強力。
素体はMMS3rdのsmallが使用されています。







まさに猫のようなツリ目が魅力のフェイス。
元デザインのアイペイントを上手く再現できていると思います。
交換フェイスはテレ顔と叫び顔。





ベイビーラズ ギターモード



パーツを組み替えることでギターモードへ換装。
シンプルな素体から一転、ゴシック&パンキーな
これまでの神姫とは一線を画した独特のフォルムに。






頭部周りにはクリアパーツが集結。
重量が増えますが首の保持力は問題なし。






特徴的なスカートは腰の後ろのジョイントに接続。
若干下半身の可動が制限されます。






ポップなブーツは足首部分に独特な設計の可動軸が
設けられており内股ポーズが決まりやすくなっています。






スピーカー風のバックユニットは
スタンドとしての役割も果たします。






武装エレキギター型の真骨頂。
マリー4ザ・エレクトリックギター。
専用の握り手とピックを持った手首も付属します。






ギターはスカートのジョイントと頭の後ろからのびるリボンで接続。
無理して両手で支える必要がなく、ポーズづけにも優しい仕様です。






ギターにはグリップが設けられており
銃のように構えることが可能です。






もう一つの武器がNAGINATAザ・エレクトリックベース。
巨大な刃がついた攻撃的なベースです。






ベースのほうがギターよりも一回り以上大きいです。
かなりの迫力。ちなみにベースもギターと接続方法は同じです。






ベースは刃を展開しその名の通りナギナタ風のブレードとして
装備することが出来ます。








そして本商品最大のギミック。
バックユニットと頭の左右のユニットをケーブルを接続し、
クリアパーツ製のピック型キーをバックユニットに差し込むことで…








頭部のクリアパーツがブルーに発光!!
上手く透明度を調節されたクリアパーツに光を浸透させることで
鮮やかかつ柔らかい光になっており、非常にキレイ。
発光にはボタン電池(LR44)を三個使用します。







暗い場所だと効果は絶大。
まさにライブのライトアップのような臨場感です。






また、キーを差し込んだ状態でさらに90度ひねることで
ライトが点灯から点滅へ。
こちらも単にチカチカ光るのではなく、一定のリズムで
光が収束、発散を繰り返すので非常に美しいです。








もうひとつのギミックとして、バックユニットと台座を組み合わせることで
ドラムユニットが完成します。





ベイビーラズ ドラムモード


両腕にスティック『シーダーフィールドモデル』を装備した
ベイビーラズを座らせればベイビーラズ・ドラムモードへ。






ドラムモードではドラム側が発光します。





アクションポーズ











ベイビーラズは目覚まし時計としての
性能も優秀なんだとか。



以上、武装神姫ベイビーラズでした!
2008年夏のワンダーフェスティバルで初お披露目してからはや2年。
様々な紆余曲折があったのかどうかは定かではありませんが
ついに発売となったCHOCO神姫!


時間を掛けただけあってそのクオリティは確かなもの。
サンプルと寸分違わぬアイペイントや
練りこまれた可動やギミックは『待ってよかった』と
思わせるだけのことはあります。


発表時には正直言って蛇足だと思っていた
発光ギミックもいざその目で見てみると非常に美しく
楽器型というモデルの魅力を引き出す
重要な要素の一つになっていました。


ただし、大量の武装パーツや発光ギミックの
おかげでお値段のほうはやはりシリーズ最高クラス…
この壁を乗り越えられるかどうかで紳士力が試されるかもしれません。