S.H.Figuarts キバレンジャー レビュー


『頭が高い!控え控えー!!』『五星戦隊ダイレンジャー』の六人目の戦士
『キバレンジャー』のフィギュアーツが魂ウェブ限定で登場!


パッケージ

パッケージはカラー印刷ですがウィンドウなしのタイプ。
裏面の商品説明などはしっかり作りこんであります。






中身。
あ、あれ?なんかスカスカだ…
とりあえず気にしても仕方ないので次へ。





キバレンジャー

五星戦隊ダイレンジャー』六人目の追加戦士。
前番組であるジュウレンジャーのドラゴンレンジャーに続く歴代2人目の追加戦士となりますが
なんとその正体は小学生である少年、"吼新星" コウ。
子供ながら意思を持った刀、白虎真剣のサポートにより時にダイレンジャーにも凌ぐ戦闘力を発揮します。






名前は"キバ"レンジャーですがモデルは白虎となっております。
基本デザインはダイレンジャーに準じていますが
白いボディに黒いプロテクターという異色の組み合わせが追加戦士らしい特別感を与えています。






白いスーツの部分はパールホワイトで塗装されており、落ち着きのあるゴールドの塗装も相まって
非常に美しく仕上げられています。プロテクターの黒部分は艶消しでこちらもこだわりを感じる部分。






フェイスの出来も文句なし。
縞模様や虎耳、虎髭などモデルである白虎の要素がちりばめられた
オリジナリティ溢れるデザインでカッコイイですね〜。







プロテクター=キバテクターは肩の部分で分割されています。
肩部分は根元でヒンジで可動し腕の可動を妨げないつくりになっています。






本体の可動範囲はこれまでの戦隊アーツに準じます。






腰から下げているのはキバレンジャーの代名詞ともいえる専用武器『白虎真剣』。
刀身をいったん外すことでホルスターへの着脱が可能です。







刀身部分は長、短の2種類が用意されています。
ホルスターへ納める際は短、武器として構える際は長に差し替えます。






白虎真剣を装備。残念ながら持ち手が右手しか付属しないので
右手でしか構えることができません。






秘密の白虎ちゃん、もとい白虎真剣アップ。小さいながらもかなり細かく造形されております。
白虎真剣は江戸っ子口調の男気溢れる性格でコウの兄貴分のような存在。
コウが正体を周囲に明かすまでは彼がキバレンジャーの"声"を担当しておりました。






とにかくよくしゃべるやつで戦闘中でもたびたび
こんな風に構えて2人で会話したり。






逆手に構えることも多かった白虎真剣。
左手は平手が付属するのでポーズが決まります!






が、平手は左手のみしか付属せず!
手首は握りこぶしが両手分、武器持ち手が右手分、平手が左手分と
合計4個しか付属しません…
名乗りポーズすらできないって…どうしてこうなった…







その他唯一のオプションが胸のメダル差し替えパーツ。
差し替えることでアキバレンジャー痛に登場した際、
リュウレンジャーがチャイナマンになってしまったとばっちりで
非公認の存在になってしまった非公認ver.を再現することができます。






非公認のキバレンジャーは白虎真剣の性格が反映されてかかなり粗暴な感じでしたね。
声も白虎真剣ご本人様でした。







リュウレンジャーとツーショット。
専用プロテクターとカラーリングのおかげで特別感がすごい!





アクションポーズ












交換用手首が少ないからってなんだ!気力だー!






流石に中身は子供なのでガチ戦闘となったら尻込みしたり。






白虎真剣のほうが勇敢なので剣に引っ張られて振り回されたり。






セクハラしたり。






セクハラしたり。






セクハラしたり。とにかくマセガキ!
設定だけじゃなくキャラクター自体もかなり面白いキャラでしたね。
今の時代じゃ無理だろうなぁ…当時はおおらかでした。






気伝獣ウォンタイガー、武人変化!






ってコレジャナイ!誰お前!?






最後は真面目にリュウレンジャーと並んで〆!
ホウオウレンジャーと並べたいのが本音ですが!



以上、フィギュアーツキバレンジャーでした!


戦隊史上初の小学生戦士ということで今日に至るまでの
スーパー戦隊シリーズ通してみても異端な存在であるキバレンジャー。
しゃべる武器とのコンビだったり、敵側の血が流れていたりと小学生であること以外にも
追加戦士ということでかなり挑戦的で斬新な設定が盛り込まれています。
そんな濃い設定に加え白いボディに黒いプロテクター、さらに金色の装飾という
力強くも美しいスーツデザイン!これで人気が出ないわけがない!


というわけで当時リアルジャリボーイだった私達の周辺では
やはり絶大なる人気を誇り、皆の憧れだったキバレンジャー。
なんといっても自分たちに近い年頃の少年が変身するという設定が大きかったですね。
私自身、過去本気で憧れた戦隊ヒーローは誰か?訊かれたらキバレンジャーと応えるでしょう。
そんなキバレンジャーがアキバレンジャー痛に登場、さらにフィギュアーツ化という
情報を聞いた時には狂喜したもんです。


さて、実際の商品はというと造形、仕上げは文句なし!
ツヤツヤのパールホワイトとはじめとした美しい塗装が特に素晴らしいです!
体型も変に小顔すぎることもなく、スーツのイメージを残しつつ
マッシブにアレンジされており大変よろしい!


ただ一点残念だったのが手首!これに尽きます…
私自身手首の差し替えは正直面倒だと思う性質で別に少なくても
そこまで気にしないんですが今回はさすがに少なすぎだと感じました。
まさかダイレンジャーを象徴するアクションともいえる名乗りポーズが再現できないとは…
せめて握り手、平手は両手分つけてもバチは当たらないんじゃ…
出来自体はこれ以上ないってくらい良かったのでその1点のみが残念でしたね。ホントに惜しい!