大地の勇者アニバトロン2 老虎&大象 レビュー

チープトイ『アニバトロン』シリーズに待望の新作が登場。
アニバトロン2より、タイガータイプの老虎、ゾウタイプの大象を紹介!



ごく一部の界隈でカルト的人気を誇るチープトイ、『○○バトロン』シリーズ。
大地の動物をモデルにした「アニバトロン」は画像のライオン、ホワイトタイガー、パンダが発売されておりました。






そこへなんと新作、タイガータイプとゾウタイプが追加!
今回はこちらのアニバトロン2より、老虎と大象を紹介します!











パッケージ




今回紹介するのは実はアニバトロンではなく、台湾発のロボ玩具シリーズ
『百獣金剛』より老虎と大象となります。
アニバトロンと百獣金剛の厳密な関係性は調査不足ですが、明らかに同じフォーマットで作られており
どちらが本家でどちらがパチなのかもはや区別化がつきません…
もしかしたら名前が違うだけでそもそも大元は同じだったりするのかもしれません。
ちなみにこいつらは一昨年あたりのワンフェスで購入しました。





老虎



とりあえず紹介してきます。こいつは虎型の老虎。
アニバトロンのホワイトタイガーの全くの色違いとなります。
老虎という名前がついていますがこれはそのまま『トラ』の意なので
アニバトロン風に言えば『タイガータイプ』になると思います。









今回も塗り分けなどチープトイとは思えない精度で
単なるトラの玩具としてもそこそこの出来栄えかと思われます。







ホワイトタイガーと比べてもそん色なし。
色数はむしろ増えておりますね。







変形に関してもホワイトタイガーと全く同じで
スマートなロボットモードに変形します。







ホワイトタイガーと並べて。
メカ部分は共通してブルーが使われているので並べても全く違和感ないですね。
完全に同じシリーズのトイだと勘違いしても仕方ないと思います。







ロボモードでは付属の武器を持たせることが出来ます。
ぬるい造形のビームキャノン風味で、アニバトロンに付属の武器とはまた趣が異なります。





大象



続いてゾウ型の大象。
アニバトロン風に言えばゾウタイプ、あるいはエレファントタイプですね。
こちらは本家アニバトロン3種にはいなかったタイプです。







やはり造形やバランスなどかなりリアルです。








変形するとこんな感じ。
動物モードで長かった四肢がロボモードになると持て余し気味になってしまうのが惜しい。
正面からのシルエットはいかにもパワー系でいい感じなのですが。






老虎と同タイプの武器が付属します。







アニバトロンの3体と並べて。
なかなかいい感じのバランスではないでしょうか。






オマケ。
大型のチラシポスターが封入されておりました。
これがなかなか見てるだけで楽しい代物になっています。






苦手そうな地形の川から攻める新幹線ロボ。






浜辺に上がってくるサーファーにしか見えないトラックロボ。






躍動感あふれる演出効果。






どうみてもゾイド






あれ…どっかでみたぞコイツ。






裏面は全キャラ紹介。
これによると百獣金剛は『雷霆金剛』というロボ玩具シリーズに登場するひとつの勢力の名前のようです。
車や戦闘機など様々なメカに変形するキャラクターたち(どうやら主人公たち)と
動物に変形する『百獣金剛』、そして恐竜に変形する3体の『龍』の3つの勢力が争っている構図らしい??
ビーストウォーズセカンド〜ネオを彷彿とさせますね。





主人公勢?

















いかにもトランスフォーマー風味な主人公勢。
中にはガンマックスやライアンなど勇者のパチっぽい方々もいます。
個人的にはバスが良いですね。
モチーフが珍しく、ロボモードのプロポーションが良さげです。





百獣金剛








アニバトロン風な方々…というかライオンタイプ普通にいるんですけど!
クマ型はどうみても北海道限定アニバトロンですし。
むしろやっぱり老虎と大象はアニバトロン台湾限定アイテムという認識で良い気がしてきました。





恐竜タイプ






ディノチェンジロボ竜神!!
ディノチェンジロボ竜神じゃないか!!!
ティラノタイプの『暴君』という名前が格好良すぎますね。






以上、百獣金剛より老虎と大象でした。


かなり前のワンフェスで購入してそのまま忘れていたチープトイ2種なのですが
今日がエイプリルフールってこともあり『アニバトロンとして紹介しちゃえ』と思い立った次第。
個人的には商品そのものもさることながら、カタログポスターがお気に入りのアイテムです。
しかし中華系のパチトイはどうしてこうも魅力的なのか…
また機会があれば収集していきたいシリーズです。