武装神姫 クワガタ型MMS エスパディア レビュー

武装神姫アニメ放送記念!
クワガタ型武装神姫エスパディアを紹介!


エスパディア 素体

カブト型のランサメントと同じくINNSECT ARMS社製神姫であり、
機動力重視のセッティングにブレード系の装備を多数搭載しており
ランサメントとはモチーフからコンセプトに至るまで対になる存在になっています。
AIは冷静沈着な性格で淡々としている性格。武装神姫バトルロンドでは
一人称が『ヤー』、二人称が『ヴィ』というロシア訛(?)口調でキャラ付けされていました。
デザイナーはたにめそ氏で2008年7月にランサメントと同時に武装神姫第9弾として発売。






ボディペイントはランサメントと同パターン。
向こうは赤でしたがこちらは青がメインカラー。







表情は通常顔とツンデレ顔。ツンデレ顔は実物はもうちょっと頬が染まっています。
ちょっと顔のパーツが中央によってる感じで『美少女』〜って感じではないのですが
見慣れると結構かわいく見えていきます。
独特の形状の眉毛がチャームポイント…なのですが見づらいですね。





ブラウヒルシュ


エスパディアの武装パーツを組み合わせることで完成する
クワガタムシ型のサポートメカ。
丸っこかったロートケーファとは異なり
こちらは平べったくまとめられています。






全体的に鋭角的なパーツでまとめられています。
ロートケーファは重戦車、こちらは航空機な雰囲気。
どことなくシューティングゲームの自機っぽくもあります。






専用のジョイントパーツを使用することで
スタンドに接続し、飛行シーンを再現できます。





エスパディア武装形態



ブラウヒルシュのパーツを分解し、武装として全身に装着。
マニピュレーターユニットを構えた大型のバックパックが特徴です。
下半身にパーツが集中していたランサメントとはここでも対照的に
エスパディアはバックパックに多くのパーツが集約されています。






大型のブレードを装着した頭部武装。アンテナでしょうか。
ブレードは神姫軸で接続されており前後に角度をつけることができます。






脚部は見ての通り完全に『板』なので自立は困難を極めます。
スタンドの使用推奨ですね。
それでは武装の紹介。






まずは手持ち武器である小型剣、リノケロス。
柄の部分が長いため槍のように両手で構えることも出来ます。
柄の部分にくっついている神姫軸ジョイントはスライドさせて位置を変えることができます。






続いて投擲武器であるフィラータ。
ブーメラン型のカッターですね。
刃の部分から神姫軸が飛び出てしまっているので見栄えはイマイチ…
ですが組み替え用パーツとしては独特の形状も相まってなかなか徴用します。






手首の武装パーツに装着すればシールドのように見立てる事ができます。
剣と盾でどことなく騎士っぽいイメージに。







腰に装着されている大剣はジュダイクス。
取り外して両手に持たせることができます。
かなり大きめなので結構手首パーツに負担がかかります。






さらにリノケロスを核として2本のジュダイクスを合体させることで
大剣・ギラファブレイドが完成。






よりデカく、重くなりますます片手での保持は困難に。
見るからに両手剣ですし、両手で持たせてあげましょう。






リノケロスの手についているパーツを使えば
ツインブレード風に連結させることも出来たり。







つづいて武装のギミックの紹介。
バックパックの両サイドに装着されているユニットは
カッチリと折りたたまれた状態から展開させることで
マニピュレーターに。






さらにマニピュレーターの先端にはアームの代わりに
神姫軸ジョイントがあり、ここにジュダイクスを装着させることができます。







マニピュレーターを展開し、ジュダイクスを装着させた状態。
2本の刀がクワガタの顎に見立てられよりクワガタ型らしいシルエットに。
これがエスパディアの真の姿と言えますね。








このマニピュレーターがとにかくめちゃくちゃよく動きます。
単なる副腕ではなく先が巨大なブレードになっているので
ちょっと動かすだけでド派手なポーズが決まってとにかくカッコイイ!





アクションポーズ











とにかく武装が楽しすぎます。
実は遊び過ぎてバックパック基部を破損⇒修理した
経歴のある病み上がり神姫なのですが
また気にせずガシガシ遊んじゃう。それぐらい楽しい!


以上、クワガタ型エスパディアでした!


カブトが銃火器タイプだったらクワガタ型は刀剣タイプなのは必然!
と言わんばかりに全身これ刀剣満載の非常に鋭いシルエットの武装神姫
こちらにもランサメント同様たにめそ氏の
熱いメダロッター魂が込められているように感じます。


コンセプト的には本当に何から何までランサメントの真逆になっており
プレイバリューやギミックの質も負けず劣らず。
遊んだ感じではどうしても前に向けて構えるだけになってしまいがちな銃メインの
ランサメントよりも副腕をつかってグリグリとブレードを振り回して遊べる
エスパディアのほうが楽しんで動かせる気がしました。
個人的にはデザインはランサメント、遊ぶならエスパディアという感じですね。


表情の出来の含めて萌え成分はちょっと抑えられていますが
その分燃え分が半端じゃない、ロボット玩具好きにはドストレートな神姫。
アニメではモブとしての登場でしたがせっかく良いギミック満載なので
もうちょいクローズアップされる機会があればな〜と思います。