トランスフォーマーアニメイテッド ラグナッツ レビュー

トランスフォーマーアニメイテッド』より、
ディセプティコンの大型戦士「ラグナッツ」の海外版トイを紹介!



ラグナッツ ビークルモード


ラグナッツのビークルモードは爆撃機
一応のモデルはB−29らしいです。
ボイジャークラスなのでなかなかのボリューム。
写真では青みが強いですが実物はもうすこし紫よりの成型色です。








翼にマウントされた爆弾が物騒ですが
デフォルメされたフォルムのおかげでどこかコミカルです。






特徴的なキャノピーはスモーククリアで再現。







コックピット周りの3基の機銃はそれぞれ回転可能です。






裏側。
ランディングギアは収納可能です。





トランスフォーム!





変形パターンはみたままの簡単なものですが
変形過程で作動する細かいギミックが搭載されています。








こちらが変形過程のギミック。
機体後部を折り曲げると本体上部のパネルが連動して回転。
頭部が自動的に出現します。







さらに後部を折り曲げ、垂直まで下ろすと連動して
コックピット部分がカシャッと真っ二つに割れて後ろにスライド。
頭部の出現と合わせて2段階のオートモーフになっています。







また腕に変形した爆弾部分は紫のレバーを前に押し出すことで
連動してハッチが展開、さらに内部から銃口のようなパーツがせり出します。





ラグナッツ ロボットモード


大柄なボディが自慢のメガトロンの忠実な部下。
アイアンハイドを上回る怪力を持つがおつむに難ありのパワーファイターだそうです。






アイアンハイドほどではないですがラグナッツも
上半身と下半身がアンバランスが極端なデフォルメ体型。
いかにもアニメイテッドらしくてなかなかイカしたデザインです。






特徴的なモノアイ頭部。いかにも光りそうですが集光ギミックはなし。
変形ギミックの都合かデザインの都合か分かりませんが首は完全固定。
造型はいいのですが、頭部は少々残念な要素が多いです。






肩はブロックごとクリック関節で前後に回転。
上腕部分に横スイング+ロールがあります。






肘は変形の副産物で2重関節になっており大きく可動。






変形の都合上腰は固定。
股関節は普通に前後回転+横スイング。良く動きます。







膝も変形の副産物で180度可動。
しかし膝の少し下あたりを中心に可動するので曲げすぎるとシルエットがおかしなことになります。
また、膝の上にはロール軸あり。
このロールが少し回りやすすぎるので気になる方は分解して調整してあげるといいかも。






背中の尾翼パーツは取り外し可能。






取り外した尾翼パーツは柄の部分を展開しアトミック・メイスに。
左右の腕どちらでも保持できます。







アトミック・メイスの柄の先端部分には小さなスイッチがあり
このスイッチを地面などに押し当てることにより・・・







尾翼がバシャッとクロー状に変形。
4つのパーツが一斉に動き、なかなか見ごたえのあるギミックです。






ちなみにこのギミックにはロック機構があり
メイスを腕のジョイントに接続したときにのみ作動する仕掛けになっています。
メイス単体の状態で柄のスイッチを押しても変形しません。芸コマです。






ちなみに作中ではかなりの大柄とのことですが
トイの身長はボイジャークラスのわりにはちょっと小さめ。
デラックスクラスのトイと大差ないのが残念です。





アクションポーズ






メイスのギミックは柄を地面にたたきつけるようなアクションをとらせたときに
作動することを想定しているようですね。


以上、アニメイテッドラグナッツでした!
こちらもロボットモード・ビークルモード両形態のコミカルなデザインがツボにはまり、
国内販売を待てず海外版を購入してしまったTFのうち一体です。


変形パターン自体は単純で可動もそこそこですが
とにかく気の利いたギミック盛りだくさんといった印象。
特に尾翼と頭部&胸部の連動ギミックが小気味良く
変形を終えた後もわざわざその部分だけ何度もやりなおしてしまうこともしばしば・・・


こちらもアイアンハイド同様トイ自体の出来はいいのですが
サイズが小さいのが非常に惜しい。
アイハンハイドは海外でリーダークラスが出ているのでまだ救いがあるのですが
ラグナッツは海外でも今のところそういった予定はないそうなので残念です。


まぁ大きさの概念を捨てることもTFファンに求められる必須スキルの一つなので
とりあえずデザインが気に入ったなら購入して間違いなしのオススメの一体です。