タカラトミー トランスフォーマー オルタニティ NISSAN GT-R コンボイ アルティメイトメタルシルバー レビュー

トランスフォーマーの新シリーズ「オルタニティ」!
その第一弾であるコンボイのアルティメイトメタルシルバーverを紹介!


NISSAN GT-R アルティメイトメタルシルバー


実車をモデルにし、さらに1/32スケールととことんリアル感を追求したビークルモード。
外装はシルバーで塗装・タイヤにはゴムを使用・また各部にダイキャストを多用と
非常に豪華な仕様になっています。







よく訓練された玩具オタでもないと、
まさかこれが変形ロボットであるとは見抜けないことでしょう。





両ドアは開閉可能。内部にはシートやハンドルなどもキチンと再現されています。





ボンネットも開閉可能。中にはエンジンが。





よく言われるパーツ合いの問題。
この個体差もあるでしょうが、この個体の場合は右ドア上部に段差が出来やすかったです。





せっかくの1/35サイズですが、スケールの合うフィギュアがなかなか無いですねー。




それではトランスフォーム!
とっても凝った変形システムなので順を追ってみていきましょう。



まずは車体後部のジョイントを外します。





後部を左右に分割。外装の一部をひっくり返すように可動させます。





後部のウインドウ周りのパーツを開き、そのままタイヤのサイドまで
ぐるっと展開。





ウイングを折りたたみ、後部の内部からつま先パーツを引っ張り出します。
リアの部分も連動してあちこち動きながらうにょ〜んと伸びます。面白いです。





つま先を伸ばしきったら先ほどまとめたタイヤ・ウインドウ周りのパーツをぐるっと回転させ
つま先とジョイントで接続。





これで脚の完成。次は上半身です。





左右のタイヤ周りを前方に引っ張り出すと連動してエンジンが起き上がり、ドアとボンネット開きます。
連動ギミックをうまく作動させるには、けっこうコツがいるかも。






フレームを折り曲げ、車体の前部と後部をピッタリくっつけます。
折り曲げる過程で、車体前部から連動してジョイントが出現したりこの部分も凝ってます。





足を下に伸ばしてたたせると、もうロボットモードの完成は目前。





ドアの下のロックを外し、シート部を下ろして腕に。





シートは折りたたまれ、スライドし腕の装甲になります。





ドアを角度を調節してウイングのように配置。





最後にエンジンを180度回転させれば頭部が出現し、完成です!




オルタニティ 総司令官 コンボイ

多元宇宙の守護者オルタニティとサイバトロン司令官コンボイがリンクした
いわばコンボイの化身・「オートアバター」のうちの一体が
この銀色のボディを持つ「ベクター01」


・・・でいいんですか?


3行以上の文章を読むことすら苦手とする私の頭脳では
オルタニティの設定を把握することはきわめて困難です。






まぁ細かいことは置いておいて、とにかくカッコイイのです。





頭部

コンボイ顔ではありますがマスクが大きくミミが小さい、
新しいアレンジが加えられています。
かなりツボなデザインです。かっこ良し!
目は集光構造でブルーに発光。




対ハイセリオン徹界タキオンブラスター

両腕のシートの一部のパーツを起こすと武器になります。
過去や未来、または別世界に存在する標的を射撃可能な超遠隔射程武装
だそうです。よくわかりませんがなんかスゴイ。





腰以外の基本的な関節はほぼ全て可動。股関節はクリック可動になっています。
かかとがあるので安定はいいほうですがダイキャスト部分が背中に集まっているので
ポーズをつける際の転倒には注意。




アクションポーズ




ギラギラの銀というのもなかなか撮りづらいものですね・・・




ヘンケイコンボイと。

ちなみにサイズはこのくらいです。
デラックスとボイジャーの中間程度のボリュームでしょうか。



以上、オルタニティコンボイでした。
どうも他レビューサイト様や売り場の売れ行きを見る限り、
やはりコンボイ本来のパーソナルカラーであるレッドverのほうが人気のようですが
こちらのシルバーverもクールでいい感じですよ〜。


遊んだ感じとしてはバイナルテック+映画TF。
オートモーフを思い起こさせる連動変形ギミックはなかなか楽しいです。
バイナルテックよりもサイズが小さくなりましたが
逆にギミックがつまってる感や精巧感が増した印象ですね。


あとはパーツ合いの問題さえクリアできれば完璧ですかねー。
まぁ今回このコンボイは実家の兄がレビュー用に貸してくれたモノで
自分のお金で買ったわけじゃないんで文句はあまり言えないんですが。
兄さんありがとう。


そういえば「トランスフォームを進めていくと他の部分も自動的に変形するだけでなく
次に変形させる箇所がユーザーにも直感的に理解できる」という「シンクロテック」
なんていうシステムも搭載されていましたがイマイチよく分かりませんでした。


確かに複雑ながらビークル→ロボットなら説明書を見なくてもなんとかなりました。
しかし長年変形玩具に慣れ親しんできて両モードの写真を見るだけで
変形構造をある程度推測できるレベルの人間がやってもさすがに参考にならないですよ。


誰か普段TFで遊ばない人をつかまえてチャンジしてもらいましょうかね〜。