DX トライドロン レビュー

仮面ライダードライブより、ドライブの愛車が
『三段変形トライドロン』としてDX玩具として登場!


パッケージ


今回のトライドロンはドライブの玩具の中でもベルトに並ぶ重要アイテム。
ということでパッケージも大きく、かなり豪華な雰囲気になっております。






セット内容はトライドロン本体、シフトミッドナイトシャドー、ミッドナイトシャドータイヤ。
トライドロンはボタン電池を使用しますがテスト用の物が付属しているため開けてすぐに遊べます。
トライドロン単体だけでなく、シフトカーとタイヤが付属するため
TKシリーズやDXドライブドライバーとも連動させて遊べます。








トライドロンはコアユニットとフレームに分離可能。
さらにフレームも前後ろに分割され、3つのパーツに分けることが出来ます。
ここから組み替えることで3タイプに変形が可能となります。





トライドロン タイプスピード






トライドロンの基本的な形態でレーシングカーのようなフォルムになっています。
実車を改造している劇中の物とは異なり、変形やギミックを盛り込んでいるため
全体的にオモチャ然としたバランスになっていますが雰囲気はバッチリですね。







ドアの開閉ギミックはなく、代わりにウインドウが豪快に上方向に展開します。







内部には一人用のシートとハンドルが。
こちらも普通に2人乗りである劇中のトライドロンとは異なるポイントですね。







別売りのTKシリーズの仮面ライダードライブタイプスピードと並べて。
劇中イメージを意識した、妥協のないボリュームに仕上がっていることが伝わるかと。







TKシリーズのドライブはもちろんトライドロンへ搭乗可能。
ピッタリスペースに収まっていい感じです。






ウインドウを閉じるとこんな感じ。
一応スモーククリアでうっすら内部のドライブが透けて見えますが
遠目からではほとんどわからないのが惜しい。






本体後部のスイッチを押すことでサウンドギミックが発動します。
タイプスピードでは2種類の加速音音、ブレーキ音が再生されます。
また、長押しすると『トライドロン、シュート!』の音声が再生されます。


あと動画を撮影し忘れてしまったのですがコアユニットだけの状態でスイッチを押すと
飛行音や『ドロン、トライドロン!』などの音声が再生されます。







後部にはシフトカーをセットできるスペースがあり、乗せることで
『タイヤフエール!!』の音声が再生されます。
ただ、実はスイッチを押すだけなのでシフトカーじゃなくて別に指で押すだけでもOKです。
わりと雑なつくり!







タイヤフエールの後に再びスイッチを押すことで
必殺音声『GO!トライドロン!』の音声が再生されます。







タイヤ部分にはTKシリーズ用のタイヤをそのまま装着可能。






トライドロンに設けられている全6輪のタイヤすべてに
TKシリーズのタイヤを装着できます。
画像は別売りのドライブタイプスピードに付属するマックスフレアタイヤ。






それでは続いて変形。
コアユニットを外してフレームのみの状態にします。








前輪を横方向に180度回転させます。







本体をひっくり返し…






再びコアユニットを合体させればタイプワイルドが完成!





トライドロンタイプワイルド




タイプスピード状態で後部に搭載していたタイヤを前輪とした
オフロード車のようなイメージの形態。
その名の通りワイルドな走りに期待できそうです。
カラーリングも黒い部分が増え、大分印象が変わります。







どの形態でもコアユニットは共通なので
ドライブはもちろん搭乗できますし、むしろ登場させたままの変形も可能です。







タイプワイルド形態でも同様のサウンドギミックで遊べます。
スイッチを押すことで走破音が再生、長押しで『トライドロン、ボンバー!』の音声が再生されます。
さらにシフトカーをセットして必殺技を発動させれば
タイプスピードとは異なる必殺音が再生されます。







続いてさらに変形。コアユニットの側面からアームを展開させます。








フレームを一旦分割し、角度を変えて再接続。
こちらにコアユニットを乗せればタイプテクニックが完成!





トライドロン タイプテクニック




巨大なアームが特徴のタイプテクニック。
6輪のタイヤすべてが接地しているのもポイントです。
アームを使用したテクニカルな戦い方が出来そうですね。







タイプテクニックに登場。
ちいさめのロボを操縦してるようですね。







タイプテクニックでも同様の音声遊びが可能です。











ちなみに気になっているオモチャファンの方も多いと思われる
他アクションフィギュアの乗せ心地に関してですが
武装神姫figma、フィギュアーツなど可動範囲の広いフィギュアなら基本的に問題なく乗せられます。
ただ、あくまでライダー用に作ってあるので小柄なキャラのfigmaだとシートが大分オーバーサイズになります。
一見スペースから溢れてそうなフィギュアーツ鎧武でもウインドウは問題なく閉じられますので
仮にフィギュアーツ仮面ライダードライブが発売されてもただ乗せる分なら楽勝かと。





ミッドナイトシャドータイヤ


あとはオマケたちの紹介。
こちらのミッドナイトシャドータイヤはトライドロンのタイヤに装着できるほか
別売りのTK仮面ライダードライブにも装備可能。





仮面ライダードライブ タイプスピード ミッドナイトシャドー



クリアパープルのタイヤがクールで格好いいです。
手裏剣のような遠距離武器が使用できるほか、分身なども行えるようになるようです。





シフトミッドナイトシャドー



こちらがそのミッドナイトシャドータイヤを生み出すシフトカー。
ニンジャをモデルとしているようで鋭いデザインラインが魅力。







レバーモードに変形させてDXドライブドライバーのシフトブレスに装填可能!








DXドライブドライバーと連動させれば
『タイヤコウカーン!ミッドナイトシャドー!』の音声と共に
手裏剣のようなマークがディスプレイに表示されます。







加速遊び、必殺技遊びもこれまで同様に行えます。





アクション










最初からドライバーであることを推しに推してきただけあって
フィギュアも車と絡めると映える映える。
車ライダーも全然アリですね。


以上、DXトライドロンでした!


大型ビークルトイに変身関連グッズも付属させるというコンセプトは
カンドロイドとセルメダルが付属していたオーズのトライドベンダー、
ドラゴライズの指輪が付属していたウィザードのウィザードラゴンなど
これまでの平成ライダーシリーズでもちょくちょく見られましたが
今回は『車』をモチーフとしているライダーの『車アイテム』そのものなので
商品戦略上の重要度はダン違いかと。


実際遊んでみてその作りこみっぷりに納得。
音声はやたら豊富だしスイッチ操作ほのかにも合体・解除の際も
その形態に連動して再生されるなど工夫が凝らしてあります。
変形自体も単純ながらモノが大きいので簡単な変形でもかなり印象が変わります。


唯一残念だったのはシフトカーとの連動。
スイッチに乗っけるだけでギミックが発動するという点で
・シフトカーを固定できない
・別にシフトカーじゃなくても良い
という問題が…
重要シフトカーをセットにして売り上げを伸ばすために
理由づけのために設けられたやっつけギミックにしか感じなかったのが残念です。
それだけ開発側がトライドロンに懸ける期待が大きかったんでしょうね。


ただ個人的にはそれを差し引いてもビッグサイズ、ギミック豊富で非常に遊び甲斐のある
良アイテムであると思います。
いろんなフィギュアを載せるのも楽しいですし非常にオススメです。