タカラトミー トランスフォーマーリベンジ RD−06 ディセプティコン ランページ レビュー

映画「トランスフォーマーリベンジ」より建機部隊コンストラクティコンズの一員、
ランページを紹介!ブルドーザーからロボットへトランスフォーム!





ランページ ビークルモード


ランページのビークルモードはブルドーザー。
実際は大型の建機ですがトイはデラックスクラスなので比較的こじんまりとまとまっています。
キャタピラはゴム製ですが回転はせず、本体底部の小さな車輪でコロ走行します。






クローラーは残念ながら固定なのですが、機体後部のツメ(リッパ)が可動。






サイズそのものは小さいですがブルドーザーのトイとしては
なかなか細かい部分まで再現されています。





トランスフォーム!!










なかなかに複雑怪奇な変形パターン。
ブルドーザーを内側からひっくり返すと中からロボットがでてくるイメージです。





ランページ ロボットモード


異形なキャラクターが多いディセプティコンですが、ついに四脚タイプのTFが登場しました。
キャタピラをそのままムチ状に腕からはやしているというのも斬新です。
こじんまりとしたビークルモードとは対照的にロボットモードでは前後、横にかなりボリューム有り。







かにクレーンというかゲデヒトニスというか。
建機が変形したらまた別の新しい建機になった感じです。





頭部


どこか昆虫っぽいイメージの頭部。
瞳はクリアパーツで集光構造になっていますが光り方はイマイチです。
首はボールジョイント接続ですが後頭部がボディに埋まっているため
せいぜい傾けられる程度にしか動かせません。





可動


腕は前後回転と左右スイングのみでロールや肘可動はありません。
先端のツメは開閉可能。






腰は変形機構の副産物で回転可能。






股関節は前後回転と左右スイングがあり、可動域は広いですが
脚をつなぐ軸がつながっていて左右の脚を別々に動かすことが出来ません。
注意が必要です。






膝はスプリングが仕込んであり、30度ほどは普通に可動。






接地させてあれば画像程度まで曲げることが出来ますが、
地面から離した瞬間、スプリングの力で元の角度に戻ってしまいます。







後ろ足は2箇所で可動。
ポーズにあわせて高さや角度を調節できます。







また、左右への開き具合も調節可能です。






ランページ ジャックハンマーモード


ロボットモードから両足を閉じて胸のパーツの接続位置を腿に変更、
後ろ足を折りたたんで第三の形態ジャックハンマーモードに。
ジャックハンマーとは削岩機のことです。






脚を閉じてしまうので自立は不可能。
もしかしたら寝かせた状態が正解なのかも?





メックアライブ

両胸のシリンダーが腿に接続されているため、脚に衝撃が加わると連動して上下に可動します。
これがランページのメックアライブ。


また、膝にもスプリングが仕込まれているので脚に衝撃が加わり
膝が曲がった状態になっても自動的にもとの状態に戻ります。
足の先にはゴムパーツが使用されているので、ランページ本体を手に持って
足を地面にガスガスぶつけ、シリンダーや膝の動きを楽しむのがジャックハンマーモードの遊び方のようです。






アクションポーズ




多少可動に制限はあるものの、4脚と両腕のムチのおかげで動かしていて楽しいです。






ゴゴゴゴ

やはり建機はいい!


以上、トランスフォーマーリベンジ・ランページでした。
四脚というその異形はもちろんのこと、
バケットが後足になる、キャラピラをそのままムチと言い張る
モチーフをあえて活かさないその変形スタンスに痺れます。


可動部が少ないのは残念ですが、このボリュームを考えれば致し方の無いことかもしれません。
ビークルからロボットへのみかんの皮をむくような変形がなかなか爽快なので
ちょっと変わった面白いもの好きの方にオススメです。


ゲデヒトニスの代役として今度発売するfigmaドロッセルと並べるのもいいかも。