キャップ革命 ボトルマンDX コーラマルDX・アクアスポーツDX・ライフルガーディワンDXで遊ぶ

新シリーズ突入!

 

 

今日はタカラトミーのボトルマン改め「ボトルマンDX」玩具の発売日!

早速朝イチで購入してきました。

初期ラインナップはコーラマルDX、アクアスポーツDX、ライフルガーディワンDX、そしてボトルフェニックスDX。

その他スターターセット的なやつや公式キャップなども同時発売。

 

 

 

とりあえず今回の記事では新御三家となるこちらの3体を扱っていきます。

 

 

 

新機軸となるDXシステム搭載型の新世代ボトルマン!

これまでのシリーズとは遊び方こそ共通ですが、構造が全く新しく進化しました。

 

 

 

 

 

まずはコーラマルDX。前シリーズのコーラマルのリニューアル版。

今回から飲料に加え星座モチーフが加わりました。

というわけでこいつはコーラ&鳳凰座がコンセプト。

前作であった旧ビータマンのような瞳がなくなりロボのような雰囲気になりましたね。

 

 

 

 

 

 

こちらも前作から続投のアクアスポーツDX。

こちらは前シリーズからガラッと見た目が変わり、頭部は完全にリヴァイアサン

ただしモデルはみずがめ座。アクアってだけじゃないか。

飲料モチーフはスポーツ飲料、主にアクエリアス&ポカリスウェット。

前作同様にマガジンを装備しておりキャップの3連射がウリです。

 

 

 

 

 

 

続いて今回新顔となるライフルガーディワンDX。

えっ!?ギョクロックDXじゃないの?奴さんリストラされたよ。

飲料のモデルはライフガード、星座は猟犬座です。

ライフガードのラベルの迷彩柄からの発想か、ミリタリーチックなデザインがヨシ。

頭部が小さく、側面にキャップがついてるのが新しいですな。

ショートバレルを装備しており長距離狙撃が得意な設計。

 

 

 

 

旧版と比較。

DXになり全体的にパーツ大型化。パーツ数も増え、お値段も200円アップ。

旧玩具がかなりお値打ちかつシンプル構造だったことを改めて実感。

 

 

 

アクアスポーツなんかはそのボリュームアップぶりが分かりやすい。

 

 

 

正確には別にかかわりないけど、ポジション継承ということで

ライフルガーディワンとギョクロック比較。

後方に伸びるバイポッド風のパーツは明らかに後継者。実際安定する。

ライフルガーディワンは前後に長いタイプのボトルマンなので

写真だとボリューム自体はあんまり伝わらないですな。

むしろ小さく見える。(実際本体は小さい)

 

 

 

 

パーツはバラバラにすることが出来ます。

これまでと異なるのがコアになるコアボトルとトリガー部分まで分離できること。

このコアボトルが今回のボトルマンDXのコンセプトの肝ですな。

 

 

 

 

ボトルマンといえば中の人にアーマーを着せていくタイプもオモチャだったわけですが

今回のDXでは中の人は人格を抹消され、完全なパーツ扱いに。

これがコアボトルというのですが、パワー、スピード、コントロールの3種に属性が分かれており、構造がそれぞれ違います。

 

 

 

コアボトルは寝かせることでボトルマンの中核パーツに。

タイプごとにこのキャップのホールドパーツに違いがあり

コーラマルのパワータイプは片側にラバーが装着されています。

これにより摩擦が生まれ強烈な回転パワーショットが打てるという構造。

 

 

 

アクアスポーツのスピードタイプはホールドパーツ両側にベアリングが仕込まれています。

これによりパワータイプとは逆に摩擦が軽減されスムーズなキャップの射出が可能。

実際スパスパっと発射できとても爽快。

 

 

 

コントロールタイプのホールドパーツは特に何も付属物のない、シンプルな一体成型。

おい、手抜きじゃないか。

ただ何もない分ホールドパーツの両側に均等に負荷が生まれるため実際ショットの軌道は安定しやすい(のかもしれない)

 

 

 

このコアボトルにトリガーパーツを接続することで本体が完成するという設計。

ペットボルのキャップをキュッキュと回す要領でコアボトルとトリガーを組み合わせることが出来るのは非常に面白いです。

前作だとただの飾りでしたからね中の人のキャップ。

 

 

 

 

さらに面白いのはコアボトルは実はタイプごとに一部造形が異なっており

タイプが一致するオプションしか装備できない仕様になっています。

つまりアクアスポーツに付属のマガジンはアクアスポーツのスピードタイプのコアボトルにしか装着できないと。

 

 

 

これによりマガジンを使いたいならコアボトルごと換装しなければならないという制約が発生。

コーラマルにマガジンつけたいなぁ~と思ってもパワータイプのままでは接続できず、コアボトルごとスピードタイプにしなければならないのです。

一見不便ですが、タイプごとの特性を際立たせるにはなかなかうまい手だなと。

 

 

 

 

 

同様に、ライフルガーディワンに付属のバレルもコントロールタイプのコアボトル専用になっています。

そのためコーラマルにバレルつけたいなぁ~と思うならコアボトルごとコントロールに換装してね、と。

これによりバレルとマガジンの同時装備!最強!みたいなボトルマンは作れなくなりました。

あくまで競技ホビーなのである程度の制約があったほうが面白いしね。

これはアリ。

 

 

 

いや…でもそうなるとこのパワータイプさん拡張性ゼロで不遇じゃない?

 

 

 

 

 

と思ったそこのあなた、鋭いですね。

実はこのパワータイプはホールドパーツが少し外側に出っ張っており、

さらに内側に可動するコーラマルのアームパーツを組み合わせることで

"唯一"絞め撃ちショットが可能なのです。

 

いままでのボトルマンはホールドパーツ自体に腕パーツがついていたためやろうと思えばどんなボトルマンでも絞め撃ちができたのですが、今回のDXからは腕パーツはホールドパーツとは別の位置で固定されるようになったため、絞め撃ちができるだけでも十分な差別化になるというわけです。

これはタカラトミー賢い。あえて制約を設けることで特徴を際立たせるスタイル。

 

 

 

というわけで今回のボトルマンDXの組み合えは前作以上にパーツの親和性が重要になります。

画像のようにただ適当にパーツ交換させてキャッキャしているだけだとコアボトルの本来の性能を活かしきれないゾ!

 

 

 

あとうっかり忘れかけてましたが今回のDXからの新ギミックとして星獣アーマーへの組み換えが追加。

コアボトル以外のパーツを組み合わせることでもとになった星座をイメージした動物形態に。

プレイバリューが一気に高まっていいですね。

完全に聖闘士星矢なんですけど、メーカー的にはボンバーマン爆外伝風と言ってあげたほうがいいか。

 

 

 

アクアスポーツはみずがめ座なんですけどまぁ突っ込むのも野暮ですね。

カッコいいのでヨシ。

ちゃんとマガジンまでパーツに組み込んでいるのがエライなぁ。

 

 

 

 

ライフルガーディワンは猟犬座ということでワンちゃん。

お座りポーズなのが可愛い。

 

 

 

 

旧中の人とコアボトル比較。

やはり中の人は個人的にもボトルマンの象徴的なイメージがあったので今回のリストラは非常に残念なのですが、コアボトル自体がギミックの面白さにめちゃくちゃ貢献しているのであきらめもつくってもんです。

 

 

 

 

ちなみにコアボトルにはラベルを貼れるような溝があるのですが商品には特にそれ用のシールは付属しません。

代わりにキャンペーンで配布している限定シールのほうに付属。(一番上のやつ)

いや、鬼か?手に入ったんでいいですけど。

これからはデフォでつけてよね。

 

 

 

ついでに言うと今回のDXシリーズから発射用のボトルが無地になってんですよね。

寂しすぎる。ガラ入りのものが欲しければ公式キャップを買ってね!と。

DXになって進化した部分も多々あれば、失ったものもある…ということですね。

(単にタカラトミーが商売上手になっただけ)

 

 

 

 

 

 

そんなわけでボトルマンDXでした。

個人的にボトルマンで気に入っていた中の人にパーツを装着していくスタイルを完全にぶっ壊して、その分カスタマイズ性やコアボトルのによるタイプの重要性、各種ギミック、プレイバリューが大幅アップ。

玩具としてはかなり面白く進化したと思います。

特にキャップを発射した時の感触、爽快感が上がっているのがシンプルに好印象。

ガチのオモチャ好きが設計しているのが伝わってきますな。

ガラッと変わってしまったので戦々恐々という感じでしたが物自体はとても良いので今後も収集継続していきたいと思います。