タカラ 勇者指令ダグオン DXダグテクター ファイヤーエン レビュー

今回は静岡ホビーショーのフリーマーケットで入手した
なつかし玩具、勇者指令ダグオンのファイヤーエンを紹介します。





パッケージ

黄色く変色したセロテープが時代を感じさせます。
当時の価格は1350円で今回は500円で購入しました。






梱包材は発泡スチロール。
最近は小さいオモチャの梱包はブリスターが主流になったので
スチロールはあまり見なくなりましたね。





ファイヤーエン

勇者指令ダグオンの主人公・大堂寺 炎がダグコマンダーで変身した姿。
ロボとは別に、キャラクターが等身大のヒーローに変身して戦うというのは
勇者シリーズにおいてなかなか珍しいケースでした。






名前の通り炎をイメージしたデザインになっています。
10年以上前の商品なので流石に今の目で見ると
ディティールやプロポーションはちょっと厳しいですね。





マスク


まるで戦隊ヒーローのレッド。
全てのダグテクターが共通して
マスクの目の部分がバイザー状になっているのは
やはり戦隊モノへのオマージュだと思います。





可動

首は回転可能。腕は肩アーマーとは別に左右にスイングします。
肘上にロールあり。肘も90度ほど可動します。






股関節はボールジョイントでかなりの可動域を誇ります。
膝上にはロールがあり、膝も90度ほど可動。
足首は前後にのみ可動なので接地性はイマイチ。
全体的によく動きますがあまり足を開くと
背中のマントが地面と干渉するのでとれるポーズは限られます。





ライオソード

手持ち武器としてライオソードが付属。
単色で真っ赤なうえ、裏側は豪快に肉抜きされています。






もう作品を良く覚えていないのですが
ファイヤーエンがライオソードを装備したことってありましたっけ。





シール

マントの内側などに貼るためのシールが付属しているのですが
なんだか劣化してるようで怖かったので今回のレビューでは貼っていません。
もとからこの色だったのかなぁ・・・





ファイヤーバードへの変形

ファイヤーエンは鳥型の飛行形態、ファイヤーバードへの変形ギミックを搭載しています。






肩アーマーを下ろし、腕を回転させ、
足の飾りパーツを上下逆に差し替えます。






マントを左右に開き、背中の鳥の頭パーツを起こします。
あとはうつぶせに地面に置けば完成。





ファイヤーバード

ファイヤーエンの変形した形態で
必殺技・ファイヤーバードアタックが使用可能になります。






横からみるとこんな感じ。
ウイングガンダムもビックリの簡単変形です。





ヘッド

バード形態の頭部。
アップでみるとかなり塗装がいい加減です。







角度によってはそこそこカッコ良く見える・・・かも。





アクションポーズ


頑張ってポーズをつけてもそこはかとなく多漂う脱力感。





クウガゴウラムと

他社製品ですが可動範囲や遊んだ感じがとても似ていたので並べて撮ってみました。
標準的なアクションフィギュアサイズということも伝わるかと。





以上、ファイヤーエンでした。


ダグテクターに限らず、ダグオンの玩具は当時食玩を除いて一つも持っておらず、
今回のファイヤーエンで初めて触れてみたのですが、思いのほか良く動いてビックリです。
最新玩具であるFFRもほぼ同等の可動範囲であることを考えるとこれぐらいが
幼児向け玩具という枠組みのなかでの最高水準の可動なのかもしれないですね。


フリマで「珍しいな」と思って手に取り購入してみましたが、後から調べてみると
ダグテクターシリーズはそれほど希少なものではなく、今でも手に入りやすいようなので
機会があればもうちょっとそろえてもいいかも。
やっぱりドリルゲキは欲しいです。あのキャラクターは強烈でした。