AC EX レジェンドライダーアームズセット レビュー

映画『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』より
ダブル、オーズ、フォーゼ、ウィザードのアームズがアームチェンジシリーズで登場!


パッケージ



今回はアームズ4個入りのパッケージ。
4つの生首マスクがウインドウからのぞく様はなかなかにシュール。
台紙には各ライダーのエンブレムがプリントされてるのがちょっと嬉しいですね。






ダブルアームズ、オーズアームズ、フォーゼアームズ、ウィザードアームズの4つがセットになっています。
映画で異次元空間より飛来し鎧武の4人のアーマードライダーが装着するという設定。
取り出して並べると完全にさらし首状態。






それぞれの大きさはアームズとしては
標準的なサイズです。





ウィザードアームズ


鎧武以前では最も新しい仮面ライダーウィザードをモデルにしたアームズ。
"指輪の魔法使い"という設定にちなんだ指輪をモチーフにしたマスクを見事に再現。





オーズアームズ


2010〜2011年に放送された仮面ライダーオーズがモデルのアームズ。
性格にはタトバコンボのタカヘッドがモデルで翼を広げた赤いタカをイメージしたマスクになっています。





ダブルアームズ


2009〜2010年に放送された仮面ライダーダブルがモデルのアームズ。
カラーリングが左右で異なるのがダブルの最大の特徴で今回は側面に
『サイクロン』『ジョーカー』のマーキングも施されています。





フォーゼアームズ


2011年〜2012に放送された仮面ライダーフォーゼがモデルのアームズ。
ロケットをモチーフにした独特のトンガリ頭が特徴。
今でこそ見慣れましたが発表当時のインパクトは凄かった…






単体では遊びようがないので別売りのACシリーズからライダーの素体を用意します。
劇中準拠で遊ぶとこれまでに発売された4人ライダー全員が必要、と
きちんと魅力を楽しむにはかなりお金のかかる商品仕様となっています。









それぞれウィザード=ガイム、オーズ=バロン、ダブル=龍玄、フォーゼ=斬月
が劇中での装着者となっております。






それではアームズチェンジ!!
ガポッとかぶせます。これまでとは一線を画すシュールぶり。









シャバドゥビ・ショウタイム!!









タトバ・タートバー!









サイクロン!ジョーカー!ハッハッハ!









青春スイッチオン!!






それぞれのアームズの展開方法は
多少の差はあれどほとんど共通。
各装甲を四方に開くオレンジのようなオーソドックスなタイプです。





仮面ライダー鎧武 ウィザードアームズ


今回の映画でもメインで共演ということで主人公×主人公の組み合わせ。
青いボディに赤い鎧ですがそれなりに似合っているかなと思います。





仮面ライダーバロン オーズアームズ


こちらは共通点が良くわからない組み合わせですが…マスクが赤いくらい?
胸のエンブレムの塗装は見事。





仮面ライダー龍玄 ダブルアームズ


緑と黒のボディのダブルを龍玄が担当するのはピッタリですね。
目の色が左右で緑と紫に分かれています。
本来のダブルは赤ですが左右非対称をアピールしたかったのかな。
ここはそのまま赤のほうがダブルらしくなって良かったような。





仮面ライダー斬月 フォーゼアームズ


白がメインのフォーゼを同じく白メインの斬月が担当。これも文句なしにピッタリです。
ただしおバカで明るいフォーゼをクール(?)な斬月が装着するという
シチュエーションには強烈に違和感。どんな活躍を見せてくれるか楽しみです。







今回兜パーツもそれぞれのライダーのマスクをイメージして
複眼のようなペイントパターンになっています。
これはこれで可愛いのですがいざ装着すると斜めから見たときに
複眼の塗り分けまでモロに確認できてしまって微妙です。









ちなみに今回は武器の類が付属しないので変身させた後は
それっぽいポーズをとらせて楽しむぐらいしかないです…










流石にそれだけじゃつまらないのでフィギュアーツなど
他のフィギュアからモデルのライダーの武器を借りてきました。
映画でも使用するらしいですしね。
ロケットモジュールはFMCSを加工して取り付けてあります。






さらに余分にお金がかかってますが
一気にそれらしい雰囲気になって満足です。





レジェンドライダー本人たちと








元になったレジェンドライダー達のフィギュアとツーショットさせるのも一興です。
フォーゼだけフィギュアーツじゃないのはプロポーションが合わなさすぎたため。







この微妙な頭身のライダー達が怖すぎです。
『本人じゃない』っていうのもリアルな怖さ。






最後はちゃんとならべて。


仮面ライダー仮面ライダーのマスクをかぶってその仮面ライダーに変身
⇒なにがなんだかわからない。
果物を頭からかぶって変身…というトンデモな変身に慣れたころに
また凄いものが来たなぁという印象です。


しかし映画に合わせたEXアイテムでここまで気合いの入ったセットが
特になりきりではなくフィギュア方面で発売されたのは素直に喜ばしいです。
これまでフォーゼのロケットステイツくらいでしたから。


ただアームズとしての出来はなかなか良いのですが
・変形パターンがどれも似通っているために変形後のシルエットに面白みがない
・バイザー内の複眼パターンが斜めから見たときに破たんしてしまう
・武器が付属しない
など不満点も少々。
コンセプトは面白いですし、頭からかぶった状態のシュールさは抜群なので
ノリで楽しむにはOKですが純粋に玩具としてみるといつものアームズにやや劣るかな。