DX ジュウオウチェンジャー レビュー

『本能覚醒!』新番組『動物戦隊ジュウオウジャー』より
変身アイテム、DX変身携帯ジュウオウチェンジャーを紹介!


パッケージ


『ジュウオウチェンジャー』のロゴが格好良い、
なかなか派手なパッケージとなっています。






中身。
ジュウオウチェンジャー本体と、ジュウオウジャーフィギュアが5つセットになっています。





ジュウオウチェンジャー


ジュウオウジャーが変身の際に使用するキューブ型のアイテム。
変身以外にも相棒のジュウオウキューブを召喚したり
キューブをロボに合体させる機能を有しており、玩具はライト&サウンドギミックでそれを再現。
別売りの単4乾電池2本を使用します。







まず4方向から。
ルービックキューブのようなデザインになっており
3段に分割されたイラストが描かれています。






天面と底面も。
底面にはスピーカー、電池ボックス、電源スイッチがあります。







電源スイッチを入れると起動サウンドとともにLEDが発光します。










3分割された一番上段の部分は回転が可能。
動かすたびに『ガシャッ』というSEが再生されます。






動かすことでどこか1面の絵柄が揃う仕様になっています。
こちらが赤い変身マーク。






こちらが黄色の召喚マーク。






そしてこちらが青い合体マークです。







緑色の受話器の絵柄は上段用の絵柄しか存在しないため面がそろいません。
ただ変身絵柄の上段をこの絵柄にした状態が一応デフォルト(待機状態)のようです。







そして中段、下段の間はパカッと開く構造になっており…







キューブモードから携帯モードに変形させることが出来ます。









液晶画面に相当する部分はドットアート調になっており
さらに扇形にくりぬかれた窓の部分は上部の絵柄の回転に合わせてマークが切り替わります。
赤い変身絵柄が揃った状態で閉じると、キューブ状態でも変身絵柄が揃った状態になります。






テンキーに相当する部分は
黄色の召喚ボタン、赤の変身ボタン、青の合体ボタンと他
1〜9の数字ボタンが用意されており、それらを組み合わせることでギミックが発動します。


数字キーはそれぞれ変身者とモチーフの動物が割り当てられており
1…ジュウオウイーグル(キューブイーグル)
2…ジュウオウシャーク(キューブシャーク)
3…ジュウオウライオン(キューブライオン)
4…ジュウオウエレファント(キューブエレファント)
5…ジュウオウタイガー(キューブタイガー)
6…ジュウオウゴリラ(キューブゴリラ)
となっております。


3色のボタンを押さず、数字ボタンのみを押すと
『動物効果音遊び』となり、閉じた状態で上段を回した際に
対応した動物の鳴き声を聞くことが出来ます。






続いて変身遊び。
赤い変身ボタンを押すと変身待機音が鳴るので1〜6のうち任意の数字ボタンをプッシュすると
対応したチェンジャーが動物の名前を読み上げます。
(1なら『イーグル!』2なら『シャーク!』という具合)






チェンジャーをいったん閉じ、キューブ状態で上段を回転させ、変身絵柄を揃えます。







『アーアーアァアー!』という雄叫びとともにLEDが発光するので
再度開いて携帯モードへ。








液晶画面部分がそれぞれに対応したカラーに発光し
最後にそれぞれの動物の鳴き声が再生され、変身完了。
変身後に数字ボタンをどれでも良いので1回押すとジュウオウジャーとしての名乗りも聞けます。
(『ジュオウイーグル!』、『ジュウオウシャーク!』など)






こちらが動画です。
変身の際7〜9のボタンで変身した場合は汎用の
動物戦隊ジュウオウジャー』という名乗りになります。






続いて召喚遊び。
手順は変身と同じで、黄色の召喚ボタンを押してから、任意の数字キーを押してチェンジャーを閉じます。






黄色の召喚面を揃えればLEDが発光し、ジュウオウキューブ名が読み上げられます。
『キューブイーグル〜』、『キューブシャーク〜』など、歌うように読み上げるのが特徴。








読み上げ中にチェンジャーを開けば液晶部分が発光します。
一応説明書では開けないのが正しい遊び方として紹介されています。






こちらが動画。
7〜9の数字ボタンを押した場合は『ジュウオウキューブ〜』という音声になります。






最後は合体遊び。
まずはジュウオウキングへの合体です。
青い合体ボタンを押してから1、2、3のボタンをプッシュ。
プッシュにあわせて『イーグル!』『シャーク!』『ライオン!』と読み上げられるので
いったん閉じます。






青い合体絵柄の面をそろえればLEDが発光。
『『アーアーアァアー!』という雄叫びに続いて
『サン!ニ!イチ!ジュウオウキング〜!』という合体サウンドが再生されます。






こちらもデフォルトではチェンジャーは開きませんが、名乗り中に開けば
画面が青などに発光します。






続いて、少しネタバレになりますが4,5,6のボタンを押せば
『エレファント』『タイガー』『ゴリラ!』
『ヨン!ゴ!ロク!ジュウオウワイルド〜』という
ジュウオウキングに続く2号ロボ、ジュウオウワイルドのサウンドが再生。






さらに1〜6のボタンを押せば
『イーグル!シャーク!ライオン!エレファント!タイガー!ゴリラ!キリン!モグラ!』
(キリン・モグラは6つのキーを押した時点で自動再生)
『ヨン!サン!ニ!ゴ!イチ!ロク!ワイルドジュウオウキング〜』
というジュウオウキングとジュウオウワイルドが合体したと思われる
強化合体形態の名乗りまで聞くことが出来ます。
ちょっと先取りしすぎですね。






こちらが動画です。
ちなみにそれぞれのロボの音声を起動させるボタンの与わせは順不同ですし
『1・2・4』『1・5・3』『1.5.4』でもジュウオウキング
『6.5.3』『6.2.4』『6.2.3』でもジュウオウワイルドの音声になります。
劇中でもいろんな組わせで活躍するのかもしれませんね。







ちなみにジュウオウチェンジャーはDXジュウオウキングのジュウオウキューブと
ほぼ同じ大きさになっています。





ジュウオウジャーフィギュア


最後に忘れそうになっていましたがジュウオウジャーフィギュア。
5人の戦士がそれぞれ単色のミニフィギュアとして付属します。











チェンジャーとは組み合わせて遊べませんが
DXジュウオウキングのジュウオウキューブ達とならべるとそれなりに絵になるかな?
大きさはおかしいですが…






足が大きく造形されていて安定が良いので
ジュウオウキングの頭のまわりに並べたりもできます。


以上、ジュウオウチェンジャーでした!


新ヒーロー、ジュウオウジャーを構成する要素は大きく『動物』と『キューブ』。
動物はヒーロー自身のデザインモチーフに、キューブはツールやメカのベースデザインに使用されています。
今回の変身携帯ジュウオウチェンジャーも名前こそ携帯ですがその見た目はまさにキューブ。
小気味よく上段がガチャガチャと回転するさまはまさにルービックキューブです。
各面の絵柄も独特の味があって、ハイテクメカというよりは
不思議な力が宿ったマジックアイテムという印象を受けます。
異世界人であるジューマン側のアイテムなので、設定ともマッチしており、
これ自体なかなか存在感のあるアイテムに仕上がっていると思います。


ギミックとしては6パターン+αの変身、召喚遊びに加え3パターン+αの合体遊び
と機能としてはかなり詰め込まれている印象。
操作手順も『キーを押す』『閉じる』『回転させる』『開く』
というボタン操作だけでなく本体自体をダイナミックに動かすアクションがあるため
一見ただの立法体というこじんまりとした見た目に反してなかなか楽しく遊べます。


一点気になったのは音声が小さいこと。
仕様のようで、説明書にも本体展開前後で音量が変わる旨の記載があります。
せっかくのチョーさんのミュージカル名乗りなので、大きな音量で聞きたかったのが少々心残りです。


トータル的に見ればかなりギミックが詰め込まれた面白アイテムなので
劇中での見せ方次第では人気が出るのではないでしょうか。
戦闘には使用されないと思いますが、主人公が所持しているアイテムとしては
見た目も機能もなかなか存在感があるかと思います。