バンダイキャンディトイ ムゲンバイン ムゲン超魔獣 ムゲンサタン レビュー

食玩ムゲンバインシリーズについに悪役「ムゲン超魔獣」が登場!
6体の超魔獣が合体し、ムゲンサタンへ!


ムゲンデビル


バインジャッカーの右腕として超魔獣の指揮を執る。
空間を捻じ曲げる能力を持ち、瞬間移動や変身能力を駆使した
神出鬼没な戦い方を得意としている。
毎回必ず一体はラインナップされている、人間体形のムゲンバインです。






フェイスは塗装済み。
非常にずる賢いという設定らしく、そういわれると確かにずるそうな顔に見えてきます。






腕・脚は前後回転。また腕は左右にスイングもできます。







両腕に装備できるキャノン砲と剣が付属。






呪術的なモチーフとは対照的に銃を装備していたり
デザインにメカメカしい部分がみられるのが今回の超魔獣の面白いところです。





ムゲングリフォン


闇のバインパワーにより生み出された最初のムゲンバイン
陸空を駆ける変幻自在の戦い方を得意とし、悪意に満ちた闇のバインパワーで
対峙したものを虜にしてしまう。
五神獣を操ったのはこのムゲングリフォンだったようです。






鳥のような獣のような独特のデザインの頭部。
顎は開きそうですが固定です。






翼の色分けはシールですが、きちんと表裏両面分用意されているのが嬉しいです。






腕、脚、腰が可動します。






肩のジョイントにバインジャッカーを乗せることが出来ます。
バインジャッカーは後述のムゲンギガクレスに付属します。






大きめの前足が迫力あってカッコイイです。







ムゲンキラーホエール


非常に獰猛な性格で、目に入るもの全てをかみ砕こうとする。
はるか昔の決戦の折にも”邪悪なる影”の手先として暴れまわった。
キラーホエールとは英語でいうシャチのこと。仇敵である海聖獣を付けねらうそうです。







頭部は顎が開閉可能。






頭部、ヒレ、腰、が可動。
意外とよく動きます。







ヒレからのびる鎖パーツをはずすとこんな感じ。






背中にはバインジャッカーを乗せることが出来ます。






ヒレの鎖は武器なのか重りなのか・・・







ムゲンヴァルチャ


闇の炎をまとい、世界中に恐怖を振りまくムゲンバイン
闇の炎n触れたものは破壊することのみを考えるようになり最後には自分自身をも破壊させる。
ヴァルチャ=バルチャーは英語でハゲタカのこと。闘神獣を操るチャンスを狙っているとか。






ハゲタカと書きましたが頭にはトサカがあってハゲてないので
モデルはただのタカとかコンドルかもしれません。






丸っこい体形と、後ろに飛び出た尾羽がちょっと可愛いです。






翼と脚が可動。翼は多重関節によりかなり自由に動かすことが出来ます。






バインジャッカーは背中に搭乗可能・・・!?






流石に背中に垂直にはりつくのは搭乗とは言わないと思うので
ムゲンヴァルチャ本体の角度を変えてそれっぽく見せてみました。いい感じ。






ムゲンギガクレス


どんな攻撃でも跳ね返す頑丈な体を持ち、巨大なツノの一撃で
全てのものを粉砕する。縄張り意識が強く森の木々や山の岩でさえ
彼のテリトリーに入ることは許されない。
幻聖獣が束になっても敵わないほど強いらしいですが、ちょっと心が狭すぎる気がします。






目の部分は塗装済み。
私のものは右目の塗装が剥げていましたが・・・






頭や足が一応動くことには動きますが、デザインがデザインなので
ポージングとかはちょっと厳しいです。






ギガクレスにはバインジャッカーのミニフィギュアが付属します。






ギガクレスの背部のハッチを開けば内部にバインジャッカーを登場されることが可能。
例によって内部の空洞に放り込むだけですが・・・






ギガクレス単体ではほとんど可動もせず、シールも少なく地味ですが
バインジャッカーが付属することでプレイバリューはそこそこ。






ムゲンガイゼル


強靭な脚力を生かした素早い攻撃を得意とする。
ムゲンサファリと対峙した際には、触れることすらさせないままに圧倒した。
他のバインと比べるとシールもパーツも少なくちょっとボリューム不足な感じです。






草食動物とは思えない凶悪なフェイス。
ツノは可動させることが出来ます。






尻尾は刃物のようなデザインになっています。






首、脚、尻尾が可動。
首は回転させたり角度を変えたりかなり自由に動かせます。






頭部にバインジャッカーを搭乗させることができます。
なんだかバインジャッカーが漢らしく見えます・・・






ボリューム不足だしイマイチ強そうではありませんが
遊びやすいので結構お気に入り。







6体の超魔獣が集結。
バインジャッカーの命令により、全てを破壊する絶望の邪神「ムゲンサタン」へと合体!!





ムゲンサタン エンペラーモード



6体の超魔獣が合体した大型ロボ。
シリーズ初の純粋な悪役メカであり、デザインも禍々しいです。







メットを外し頭部を回転させることでスッキリとしたイケメンフェイスと
歯をむき出しにした凶悪なフェイスの2種類を選択可能。
フェイスはどちらも塗装済みです。







両肩にヴァルチャとグリフォンの頭部が配置されているのが
カッコよくて個人的にお気に入り。







可動はいつもの食玩ムゲンバインクオリティ。
関節の保持力も問題無しです。






足首は大分接地面積が小さいデザインになっていますが
安定性も問題なく、片足立ちも出来ます。







武器は大鎌。
無駄なパーツも少なめでカッコイイです。





ムゲンサタン デストロイモード

頭部を回転させ、翼を組み替えることでデストロイモードへ変形。






デストロイモード頭部。
普通に怖いです。






翼は分解され、腕に配置されています。






デストロイモードでも大鎌を装備することが可能です。





ムゲンサタン ヘルハウンドモード



ムゲンデビルを除いた5体のムゲンバインで構成された四足獣形態。
胴体と脚はエンペーラモードからそのまま変形させますが
その他の部分は多くのパーツを組み替える必要があります。






正面にはヴァルチャ・グリフォン・ギガクレスの頭部が配置されており
ちゃんとヘルハウンド=ケルベロスらしいデザインになっています。






ヘルハウンドの背にはムゲンデビルを乗せることが可能。






鎖を手綱にして握っているように見えますが鎖の先端は特にどこにも固定されていません。
それっぽく見せてるだけです。






後ろ足は良く動きますが前足の肩の部分が完全に固定されてしまっているので
可動範囲はそれほどでもありません。





アクションポーズ









どの形態もよくまとまっています。
エンペラーが持っている銃はパケ裏の組み換え例から拝借。
非常にカッコイイです。






以上、ムゲン超魔獣でした!


レジェロニア文明VSミスティリオ文明の戦いの裏で暗躍していた
"邪悪な影"のムゲンバインがついに商品化。


これまでも大分人を選びそうな趣味的なデザイン・モチーフが多かった
食玩ムゲンバインシリーズですが今回は悪役ということでズバリ「悪魔」!
もはやターゲットは完全に大きなお友達になってしまった感じです。


サイケなカラーリングと禍々しいフォルムはこれまでのムゲンバインとは全く異質。
いかにも悪役らしいデザインに仕上がっており単体での映えっぷりが素晴らしいです。


プライバリューが高いわりにはパーツ構成もシンプルで遊びやすいです。
パッケージにはバインズの予告が無かったのでおそらく
サタンはこれ以上パワーアップしないのだと思いますが
このままで充分、むしろちょうどいい具合にまとまっており、かなりオススメです。