バンダイ FFR 07 アギトトルネイダー レビュー

仮面ライダーディケイド・FFRシリーズより新作アギトトルネイダーが登場。
仮面ライダーアギトがマシントルネイダースライダーモードに変形!


仮面ライダーアギト

平成ライダーシリーズ2作目である「仮面ライダーアギト」の主役ライダー。
クウガ同様従来のライダーのイメージを踏襲したシンプルなデザインが特徴でしたが
FFRでは両腕・両足にパーツが追加され少々イメージが変わっています。





マスク


微妙〜に全体のバランスに違和感。
シンプルだと逆に完璧に作中イメージに近づけるのが難しそうですね。





オルタリング

変身ベルトオルタリング。
変形後に地面と接触することを考慮してか、
立体感を抑えて造型されています。





可動

肩は前後回転の他、横に開くことが可能。






腕はこれまで同様よく動きます。
首もボールジョイト可動。






腰は固定。
脚はキバのように工夫せずとも、
そのままここまで開くことが出来ます。






膝は以外にもアーマーは干渉せず、
90度しっかりと可動させることが出来ます。
膝の上にロール軸も有り。






足首は変形の都合上まっすぐに伸ばすことが出来ます。
しかしその反面、左右への可動がイマイチで他のFFRに比べると
接地性が若干低めになっています。





クロスホーン展開状態


必殺技時などに見せるクロスホーンを展開させた状態を
再現することができます。




どのように再現されるかといいますと





このようにバックパックから展開パーツを
アームで回転させ、頭の上にのせます。


この発想はなかった!






後からみるとこんな感じです。
いろんな意味で凄いギミック・・・


展開状態にすると実質首が固定になりますが
アーム部は軟質素材なのでほんの少しだけなら
首の可動に追従して曲がります。





マフラーパーツ

変形後はマフラーになる両腕のパーツは
ボールジョイント接続。






反転させれば武器のように見立てることも可能。






また、マフラーパーツは取り外し、
ディケイドの両腕に装備させることも可能です。






余計なパーツを全て取り外した状態。
足首に赤いパーツが残る以外はほぼ素のアギトになります。






後ろから見ると背中が大きくえぐれてしまっているのと
腕の裏側にジョイントが残ってしまっているのが少し気になります。





それではいよいよファイナルフォームライド!



「ちょっとくすぐったいぞ!」
アアアアギトォ!





「おい!俺に何を!?」






両腕、バックパックを上に上げ、胸から車輪を展開させます。


クロスホーンパーツをバックパックの内側に回転させ、
つま先を伸ばした状態で足を閉じます。



あとは背中を上にして地面に置けば完成です。





アギトトルネイダー

仮面ライダーアギトがFFRによって変形した姿。
作中ではサーフボードのようにディケイドを乗せ、空中を飛行することが可能。
トイは裏側に車輪が配置されているのでコロ走行させて遊ぶことが出来ます。


ちなみにトルネイダーとはアギトの専用バイク「マシントルネイダー」のことで
アギトトルネイダーはマシントルネイダーがさらに変形した
「スライダーモード」をモデルにしています。






もともとスライダーモードがよく分からない物体だったので
アギトが変形するとさらになんだかよく分からないものに。
単体での見栄えはイマイチかもしれません。






メタリックレッドの塗装が非常に綺麗です。
フロントのアギトの紋章も塗装してあげると引き締まりそう。






ディケイドと並べるとこんな感じです。







そのままではディケイドを安定して乗せることが出来ないので
ディケイド付属のスタンドを装着し、その上にディケイドを立たせます。






ゲットライド!
単体ではイマイチでしたがやはり上に
ディケイドを乗せると様になります。






ちなみに説明書どおりに立たせるとディケイドの立ち位置は
結構後のほうになってしまいます。






バランスがよろしくないと感じたので私はスタンドの前後を逆に装着して
もう少し中央に立てるようにしてみました。
このほうが多少イイ感じで立てると思いますが、少し無理してスタンドを装着しているので
あまりオススメは出来ません。








本当は作中のように空中に浮かせていろいろポーズをとりたかったのですが
バランスをとるのが大変で結局妥協してしまいました。
ちなみにディケイドを乗せる場合はアギトの胸の部分の車輪はしまったほうが
安定するのでオススメです。





アクションポーズ



ファイナルアタックライド!





ツーショット

以上、FFRアギトトルネイダーでした。


ライダー形態でまったくごまかす、隠す気が無いアーマーパーツや
ほぼ万歳しただけで工夫のない変形、と単純に変形玩具として客観的に評価した
場合の出来は、FFRというくくりの中でみても少々劣るものがあるかも。


ただクロスホーンの無茶とも言える展開ギミックを見た後だと全てが
「これがFFRの"味"なんだよな」と納得できてしまいますw
全身のゴールドとレッドの部分の塗装は非常に綺麗でプロポーションもなかなか優秀
と評価できる部分も沢山あります。


FFRを楽しむコツは細かいことにはこだわらず、割り切って遊ぶことだなと再確認しました。
ちなみに褒めてます!