DX セイヴァーアロー & ザクロロックシード レビュー

『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』デューク編より
仮面ライダーセイヴァーが使用する武器とロックシードがプレミアムバンダイ限定で登場!


パッケージ


今回は大型のパッケージ。
レイアウトはシンプルです。






内容はセイヴァーアローとザクロロックシードのセット。
アローは別売りの単4乾電池を2本使用します。





セイヴァーアロー



仮面ライダーセイヴァーが使用する弓型武器。
その形状は当時開発中のソニックアローをコピーしており
玩具も一部音声と変更したリペイント品となっています。






トリガーを押すことで2種類の斬撃音が再生。






レバーを引いて離すことで射撃音が再生されます。
スコープ内のターゲットLEDが赤色に光った瞬間に離すと強攻撃音に変化。
このあたりはソニックアローと共通のギミックで音声も同じです。





ザクロロックシード


かつての戦極凌馬の前任者にあたる狗道供界が使用する謎のロックシード。
大量生産されており、爆弾としての機能も持っています。
狗道がブラッドオレンジロックシードとともに使用することで
仮面ライダーセイヴァーに変身します。
商品としてはスイカロックシードの音声変更&リペイントアイテムとなります。






ボタンプッシュで『ザクロ!』の音声とともにLEDが発光し、ハンガーが展開します。
この際、4回に1回は爆発音になるというオマケギミックつき。
私は説明書を読む前に作動させてしまい、びっくりしました…






裏面のボタンで狗道と戦極のセリフを再生。
※途切れていたので再アップしました。失礼しました。


狗道『あなたの目的は神を生み出すことだ。呉島貴虎には無理なことだ。』
戦極『冗談はよしてくれ、三流の分際で』
戦極『彼は私の理解者ではなかった。それでも僕が認めた男だ。』に3回に1回変化します)
狗道『あなたなら、理解できるはずだ。』
戦極『いいや、理解できないね。三流の理屈なんて。』
狗道『戦極凌馬…戦極凌馬ァァァ!』
戦極『性能の違いを思い知らせてあげよう』


以上がローテーションで再生。
戦極に三流三流言われてブチ切れる狗道という展開。





展開させるとこんな感じです。







もとになったスイカロックシードと。
表面の裂け目からつぶつぶがのぞいているデザインになっているのは
実はスイカの頃からだったんですね。








ザクロロックシードをセイヴァーアローに装填することで
必殺技遊びが出来ます。アロー側の音声は新規の模様。
1度弓をひくと『ザクロチャージ!』、2度目以降は『ザクロパワー!』となります。
本来エナジーロックシード以外の通常ロックシードはアローと組み合わせた場合は
弓引きギミックと音声再生のタイミングがズレる仕様なのですが
今回のザクロはそのあたりがしっかり調整されてエナジーロックシードと同じように遊べます。






最後は戦極ドライバーとの連動遊び。
別売りの戦極ドライバー、ゲネシスコア、ブラッドオレンジロックシードを用意します。








ソイヤっとカット!(ブラッドオレンジは手動でプレートを展開してあげる必要があります)
『ブラッドザクロアームズ!狂い咲きサクリファイス!』
『ブラッドオレンジアームズ!邪ノ道オンステージ!』
の掛け合い名乗りが再生。






ゲネシスコアを用いてロックシードを2つ使用して変身するという変わったパターン。
なぜブラッドオレンジを使用するのかは特に作中では言及がありませんでしたが…
とにかく禍々しい。






必殺技遊びも可能。
カット数に応じてスカッシュ、オーレ、スパーキングと変化します。






最後はザクロ単体で音声再生。
バックで流れるお経のようなSEが不気味です。






レモンVSザクロ。
どっちも戦極ボイス入りでプロフェッサーファンは必携です。


以上、DXセイヴァーアロー&ザクロロックシードでした!


Vシネマに登場する新ライダー、セイヴァーが使用する武器&ロックシード。
セイヴァーアローのほうは必殺技音声がちょっと違うぐらいでほとんとソニックアローと大差なし。
品薄のソニックアローを買い逃した人への救済措置か、単に単価つり上げのための抱き合わせか
判断が難しいところではあります。個人的には特にそこまで魅力は感じませんでした。


ザクロロックシードのほうはスイカの色替えでザクロに仕立てていますがやや強引かなという印象。
特徴的なつぶつぶが再現できていたのはいいですが、ヘタ部分なんかはそのままですし
単色なのも綺麗といえば綺麗ですが、単なるコストカットに思えなくもないです。
SE面はなかなか凝っており、爆弾設定がギミックとして仕込まれていたり
変身音の禍々しい感じも独特で良いです。


致命的な欠点や不満はありませんが如何せん変身者の狗道供界がポッと出の新キャラのうえ、
完全に戦極の引き立て役でしかないので同作品からの新アイテムである
レモン、マロンエナジーに比べるとストレートに魅力が入ってこなかったというのが正直なところ。
ライダーのデザインもツギハギですし…。
小説や続編などでフォローされて良キャラに昇華されればあるいは、といった印象でした。