バンダイ 1/100 MG ガンダムエクシア イグニッションモード

機動戦士ガンダム00」より、主人公機・ガンダムエクシアがついにマスターグレードモデルに登場!
今回は電飾ギミックやメッキパーツを使用した特別仕様「イグニッションモード」のキットを紹介!



ガンダムエクシア



ソレスタルビーイングに所属する刹那・F・セイエイの専用モビルスーツ
機動戦士ガンダム00ファーストシーズンでは主人公機として活躍し、
セカンドシーズンにおいても第一話と最終話に改修機として登場するなど、
シリーズを通して活躍した、00という作品を象徴するMSといえます。


Gガンダムエクシアのキットは通常版と特別版・イグニッションモードがあり、
イグニッションモードにはエクシアリペアを組み立てるための追加パーツ・
GNドライブの電飾ユニットが付属するほか、一部のランナーがメッキ仕様になっています。


イグニッションモードはガンダムエクシアエクシアリペアの組立は選択式であり、
(換装ギミックではありません)
また、通常版に付属する非メッキ仕様のランナーは付属していないことに注意です。
電飾ユニットは別売りのボタン電池LR41を4個使用。
レビューに使っている完成品はパチ組+ホイルシールを使用しました。






各部仕様



各部のレンズ部はクリアパーツ仕様。
特に脚部と腕部のレンズは無色透明のクリアパーツのうえにさらにクリアグリーンのパーツを
かぶせる構造になっています。







全身のコード部分にはホログラム加工されたクリア樹脂パーツを使用。
内部メカを透かしてみることが出来、光を当てることによって美しく輝きます。





頭部


丸さと鋭さを併せ持つ特徴的なデザインの頭部を上手く再現できています。
顔部分が面白い分割方法になっており、パチ組でここまで色分けされています。





GNドライブ



背部GNドライブは3本のツメのロックを外すことで
引き抜くことが可能。







取り外したGNドライブは専用の台座にディスプレイ可能。






GNドライブを外した後の背中は専用のパーツふたをすることが出来ます。





発光ギミック


GNドライブは後ろ半分をひねることで前部と後部がそれぞれ発光。
かなり明るく光ります。
発光ギミックには別売りのボタン電池LR41を4個使用します。







ドライブを発光させた状態でもう一度エクシアのボディに戻せば
ボディ内のGN粒子が発光している状態を再現可能。







暗くするとこんな感じ。
背中のドライブ部分のぼんやりとした光り方が作中っぽくて良い感じです。





可動

首はボールジョイントで可動。
上下にも大きく動きます。







肩は引き出し式で上下と前に大きく可動。
両胸の青いブロックも追従して可動します。
肘は2重関節。






腰はボールジョイント接続で回転。
ボディを若干前後に動かすことも出来ます。






脚の接続はHGダブルオー方式。
真横まで開脚でき、腿でロールも可能。






股間部には脚のジョイントをずらすことが出来るギミックを搭載。
ジョイントを下に引き下げることで脚の可動範囲が広がり、
ボディを横に傾けることも可能になります。






膝は2重関節。
エクシアはデザイン上腿とふくらはぎはぴったりくっつかない構造になってるんですね。







足首2段階でボールジョイント接続され接地性は良好。つま先も可動します。
ただこの足首周りに可動部が集中しすぎているせいで少々不安定になっていて
重い上半身を支えきれないことがあります。
ポーズをつけたときのバランスは悪め。






立てひざもらくらくです。
次は武装の紹介。





ビームダガー


腰に装備しているビームダガーはグリップ部が上下左右に可動。
引き抜いてビームパーツを装着することが出来ます。





ビームサーベル


肩に装備しているビームサーベルはグリップが上下に可動。
腕の可動範囲が広いので引き抜くポーズも再現できます。
抜いて腕に持たせた後はクリアパーツのビーム刃を装着可能。





GNソード


今回のGNソードはライフル部の収納ギミックを再現。
収納状態では腕のジョイントで接続。展開した後はライフルのグリップを手で握って保持します。
腕のジョイントだけでは少々保持力が心もとないので
ライフルを展開させてしっかり握らせておいたほうが無難です。





ライフルモード・ソードモード


GNソードは刃を展開することでライフルモードからソードモードへ変形。
イグニッションモードなのでソードの刃はメッキ仕様になっています。






ソードモードではグリップを90度可動させて構えることも出来ます。
グリップだけ可動させようとしても手のひらや腕のジョイントまで外れてしまうのがちょっと煩わしいです。





GNシールド


GNシールドは左腕のジョイントに接続。
青い部分がスライドするギミックを搭載。地味ですが・・・





GNブレード


GNロングブレードとショートブレード。
こちらも刃の部分がメッキ仕様になっています。







腿の白い円形の装甲は引き出すことで内蔵されたジョイントを展開可能。
このジョイントでGNブレードを腰にマウントすることが出来ます。
ちなみにマウント状態では腿のロールが出来なくなるので少々ポージングに影響が出ます。





フル装備

別名ガンダムセブンソード





アクションポーズ







非常〜によく動きますがやはり足首まわりが不安定なので
スタンドを用意してあげると良いと思います。






GNドライブ分解

ちなみに光るGNドライブはこのような構造になっています。
黒いのが発光ユニットです。







電池のフタはネジ止め式。
これ以上の分解はハメコミ式で簡単にバラせないうえ、
素人では元に戻せなくなる恐れがあったので断念しました。






エクシアリペア


ファーストシーズンの最終話で半壊したエクシアを刹那が自身の手で修理した機体。
セカンドシーズンの1話にのみ登場しました。
キットではノーマルエクシアとのコンパーチブル仕様でどちらかを選んで組み立てることが出来ます。
パーツを接着・加工しなければもう一度バラバラにして一方の形態に組み立てなおすことは可能です。



頭部


砕けた装甲からは内部メカが露出。
赤いカメラアイはティエレンのものを流用しているという設定です。





マント

左腕を失っていることを敵に悟られないようにするためのマント。
なんだかホコリが付きやすいです。







マントは肩のジョイントに直接接続。
肩の可動と2箇所のボールジョイントで大きく動かすことが出来ます。





レンズ部

脚部コンデンサは内部メカが破壊された状態をホイルシールで再現。
レンズも外側のクリアグリーンのものは外され、内側の無色のクリアパーツのみになっています。





GNソード

GNソードは先端が折れ、ボロボロになった状態を再現。
ボロボロな設定のためかこちらにはメッキは使用されていません。





アクションポーズ






片腕だと結構ポージングも苦労しますね。
リペアモードでも発光ギミックは健在。






撮り忘れていた刹那と整備ロボット・カレルといっしょに。(右下の小さいの)
戦い果てたエクシアのGNドライブはダブルオーガンダムへと受け継がれていきます・・・


以上、MGガンダムエクシアリペアモードでした!


個人的にはターンエーガンダム以来久々に組んだMGでしたが
ライトな層も視野に入れている00シリーズだからか、組みにくい部分や細かいパーツも少なく
MGってこんなに簡単だったっけ、と思うほどサクサク組めました。


色分けや可動範囲、プロポーションも良好。
ポリキャップも使用されポージングもスムーズに決まります。
ただその反面足回りの安定性が犠牲になってしまったのは残念です。
1/144サイズならおそらく問題なかったと思うのですが。


エクシア⇔リペアが換装ギミックではなくコンパーチブル仕様というのも惜しい部分。
パチ組や素組派の人ならわりと気軽にバラして組みなおせますがきちんと仕上げる人では
そうもいかないので結局2個買いが必要になってしまいます。


ただそのときはメッキと電飾にこだわらなければ買い足すのは通常エクシアで十分なので
イグニッションモードと通常版の2種類を用意したのは良い判断だったのかもしれません。
電飾とメッキもエクシアには非常に良く似合うのでとりあえず1体MGエクシアを買う場合なら
まずはイグニッションモードをオススメします。