オトモ忍シリーズ壱 パオンマル レビュー

手裏剣戦隊ニンニンジャーより、オトモ忍シリーズ第一弾パオンマル登場!
シュリケンジンと合体することでシュリケンジンパオーンへ!


パッケージ


シュリケンジンと戦うオトモ忍を商品化した、オトモ忍シリーズ第一弾、パオンマル。
ロボと忍シュリケンがセットになっており、合体することで別形態に。
さらにシュリケンジンとも合体可能というなかなかプレイバリューのあるアイテムです。






セット内容はオトモ忍シュリケンとオトモ忍パオンマル。
シュリケンにはテスト用電池がはいっているので開けてすぐに遊べます。





オトモ忍シュリケンパオンマル)




パオンマル仕様のオトモ忍シュリケン
音声が3種類内蔵されており
・ブレードセット音+『オトモ忍シュリケン!」
・『パオパオじゃー!』+効果音
・『パオンマル!』
がボタンを押すたびにローテーションで再生されます。
忍者一番刀との連動遊びも可能です。





パオンマル(人型)




両肩に背負ったミサイルランチャーが特徴のオトモ忍。
シノビマルやドラゴマルのように
シュリケンジンのコアとなることが出来るオトモ忍の一体です。






顔は古代の兵士の兜をイメージしている風ですが、率直な印象はゴリラっぽい。







ミサイルランチャーは取り外し可能。
可動式ならよかったんですけどね。






シノビマルと並べて。
合体ギミックの兼ね合いもあり、本体サイズは大体同じぐらいです。






パオンマルは画像のように分割可能。
これに忍シュリケンを加えて組み替えることで象形態に変形できます。







頭部を収納し、ミサイルランチャーを後ろ足として装着。
膝を折り曲げて前足にします。







本体に忍シュリケンパオンマル頭部の順で合体させることで完成!





パオンマル



象がモチーフのオトモ忍、パオンマル。
装飾のようなディティールが全身にわたり刻まれており神々しさがあります。
象⇒インド象ガネーシャのイメージでしょうか。
忍者と全然関係ない、という突っ込みはもはや野暮。








シュリケンが組み込まれる分、人型と比べてすこしだけボリュームがアップしますが
それでもドラゴマルやダンプマルほどのボリュームはないですね。
可愛いサイズです。







過去の象型メカであるガオエレファントやゲキエレファントよりも
おとなしそうな顔をしているせいか見ていて和みます。







各形体でシュリケンジンと並べて。
それではいよいよシュリケンジンとの合体ギミックの紹介。







シノビマルにお神輿を降りていただき、コックピットを空けます。
ダンプマルの腕は一旦取り外して背部に装着し、降りたシノビマルを変形させシュリケンジンの右腕に。







パオンマル本体の膝を曲げ、シュリケンジンのコックピットに座らせます。







パオンマルの忍シュリケンを頭部として装着!
パオン!パオーン!ワッショイ!!』という合体サウンドが鳴り響き
シュリケンジン!パオーン!』の名乗りと共に合体完了です。






サウンドはまさかのコテコテのアラビアン調。
申し訳程度に入っているワッショイの合いの手が浮くレベル。
仮面ライダーマリカといいキュアフォーチュンパインアラビアンといい
ここ最近のバンダイのアラビア推しっぷりはなんなのでしょう。








パオンマルの背部パーツはグリップを引出し、パオンマルアックスに変形。
両腕に装備できます。





シュリケンジンパオーン



パオンマルがコアとなり合体した、シュリケンジンパオーン。
完全に開き直ったネーミングセンスが逆に子供受け良さそうですね。
派手な黄緑色がセンターに入ることでシュリケンジンのイメージがガラリと変わります。






胸部アップ。
パオンマルのギチギチに詰まってる感が凄い。クリアランスギリギリです。







顔アップ。シュリケンジンになっても神々しい。







パオンマルアックスは象の後ろ足に斧が張り付いた、ぶっちゃけ妙な物体なのですが
裏側から見てもちゃんと刃が飛び出していたり、一応見栄えは考慮されています。







ちょっとだけ動かしてみる。
シュリケンジンの股関節は開けますがロックがないのでご注意を。











1弾目からなかなかのインパクトですね。





オマケ

変形合体の副産物、人面像。
ちなみにパオンマルの忍シュリケンは裏面が特殊な造形になっているので
別売りの忍シュリケンパオンマル本体に合体させることはできません。
残念(何が)


以上、パオンマルでした!

シュリケンジンの合体機能を持つオトモ忍シリーズ第1弾!
モチーフは象、ということで忍者の枠にとらわれず
子供にウケるモチーフをとにかくぶち込むコンセプト、という話に偽りは無さそうです。
オトモ忍シリーズは戦隊ロボ玩具シリーズでは珍しくもない
所謂『換装・武装タイプ』のアイテムですが
ちょっとひねってきたなと感じたのはコアロボ+忍シュリケンがセットになっている点。


コアロボ自体もちろん個性がありますし、シュリケンジンはコアロボが
コックピットに座っているというコンセプト上
座るコアロボを変えることで印象がガラリと変わります。
シュリケンはコレクションアイテムとしての存在価値はもちろん
最終的にシュリケンジンと合体することで頭部デザインの変更と
その形態に合わせた合体ソングを再生する役割を持っています。


実際に遊んでみると非常に高いプレイバリューを感じます。
仮面ライダー鎧武で例えるならサウンドロックシードとACのアームズがセットになったような感じ。
なりきりのコレクションアイテムとロボ玩具をセットにしたり、連動させるパターンは
戦隊玩具でもこれまで無かったわけではないですが、今年は特に上手くいったように感じます。
今後に非常に期待が持てるアイテムでした!