コンプリートセレクションモディフィケーション カブトゼクター レビュー

プレミアムバンダイ・コンプリートセレクションモディフィケーションに
仮面ライダーカブトの変身アイテム『カブトゼクター』が登場!


パッケージ



パッケージはかなり大型。
配送の際はこちらのパッケージにダンボール製の外箱+さらに運送用のダンボールの2重梱包で届きました。






比較用にフィギュアーツのカブトを置いてみました。
箱デカイ!







フタも2枚重ねになっている凝った仕様。
中身は発泡スチロールで梱包されています。






製品内容はカブトゼクター本体、バックル&ベルト、サイドバックル×2、ベルト止めのセット。
カブトゼクター本体は仮面ライダーカブト放送当時に販売された
DXカブトゼクターの一部仕様変更となっており、より劇中に近づけたバージョンアップが施されています。







まずは大きく変わったバックル部分から紹介。
独特の蛇腹状のベルト部分が一節ずつ再現されているのが大きな特徴。







ベルト部分はシルバーで塗装されており発色も綺麗ですが
ゲート跡がやや目立ちます。高価な商品なのでここは丁寧に仕上げて欲しかったところ。






バックル部分は当時品からさらにスミイレと汚し塗装が施されよりリアルな雰囲気に。









バックル部分には特にジョイントなどはなく、
ベルト止め・サイドバックルはそれぞれマジックテープで取り付けされています。
ベルト止めを外すと着脱用のアタッチメントパーツが露出。
こちらはウェストポーチなどで使用されてる一般的なものですね。






アタッチメントパーツはアジャスターを兼ねておりベルトの長さを調節することが可能です。
もともとかなり長めに設定されており、成人男性でも楽々装着することが出来ます。







サイドバックルは音声ギミック搭載のものと非搭載のタイプの2種類が存在し
それぞれ裏面のテープの幅で見分けることが出来ます。
音声ギミック搭載のものにはボタン電池が必要になりますが一応テスト用の物が付属します。





カブトゼクター


それでは続いてカブトゼクターの紹介。
DXカブトゼクターからの主な仕様変更点として
・全体のメタリックレッドがより劇中に近いものに
・ゼクターホーン部分が新規造形のダイキャスト製に
等が挙げられます。
収録音声などは当時のままの模様。⇒訂正。ライダーキックの爆発音などは新規のようです。







カブトレッドと呼ばれる独特の赤味を完全再現…とのこと。
個人的にはゼクターホーンのダイキャスト化による
手に持った時のズッシリ感のほうがポイント高いです。







本体後部のウイング部分は手動で開閉。






本体横のボタン部分も塗装が追加されています。







ボタンを押すごとに本体上部のLEDが発光し
『ヒアアイアム!』『デンジャー!』『(飛来音)』といったサウンドが再生されます。






それではいよいよカブトに変身!
カブトゼクターを横に向けて準備します。







バックルのレールにそってカブトゼクターを奥までセット!







『HENSHIN!(変身!)』
という独特のサウンドと共にLEDが発光!
カブトマスクドフォームに変身完了です。






この状態で上部のボタンを押すと『タタタタン』
という謎の音声が再生されます。当時から謎なんですがこれ何なんだろう。







続いてキャストオフ⇒ライダーフォームへの変身遊び。
ゼクターホーンを手間に向けて少しだけ可動させて起こすと
キャストオフ待機音と共にLEDが発光。









ゼクターホーンを目いっぱい倒し切ると
本体のカバーが横方向へスライド。
内部のLEDが回転するように発光しながら
『CAST OFF!CHANGE BEETLE!(キャストオフ!チェンジビートル!)
というシステム音声が再生されます。
流れるようなLEDの光とバックの独特の機械音がクセになりますね。








カブトライダーフォームでのカブトゼクター全体。
マスクドフォーム時からホーンの向きが反転し、色が変わっているのがポイントです。








ダイキャスト製のゼクターホーンは当時品に比べ
裏面のピンやビスが露出することがなくなり、かなり見栄えが良くなっています。








つづいてライダーキック遊び。
上部の1,2,3のスイッチを押すごとにLEDが順番に点灯していきます。
この際劇中通りに順番にスイッチを押しても良いですが
1のスイッチ3回とか、順番をシャッフルしても特に問題なし。






スイッチを3回押し、LEDがすべてともったら本体のカバーを閉じ、ホーンを戻します。







再度レバーを展開し、倒し切ると『ライダーキック!』のシステム音声と共に
LEDが発光します。






ちなみにボタンを押していない状態でカバーを閉じてホーンを戻すと
マスクドフォームに戻ったことになり、『プットオン』の音声を聞くことが出来ます。






最後にサイドバックルの音声機能の紹介。
サイドバックルの片側には音声ギミックが搭載されており
本体をプッシュするごとに『クロックアップ!(+発動中効果音)』『クロックオーバー』
の音声が再生されます。
また、1回プッシュして『クロックアップ+発動中効果音』を発動させた後10秒ほど放置すると
自動的に『クロックオーバー』が再生される仕様になっております。






素早く操作すればクロックアップ中に
1,2,3ライダーキックを決めきることも可能。
結構楽しいです。









以上、コンプリートセレクションモディフィケーションカブトゼクターでした!


コンプリートセレクションの派生シリーズである
モディフィケーションはDX玩具をベースに一部仕様変更することで
より劇中に近いアイテムを安価で提供することを目的としたブランド。


コンプリートセレクションは本当に高価で通常であればまったく手が出ないのですが
今回のカブトゼクターは確かに手が届く価格であり
当時購入したDX玩具を手放した後にプレミアがついて結構後悔していた過去もあり
今回思い切って購入してみました。


ギミック自体は本当に当時のDX玩具のままでもはや懐かしい感覚すら覚えましたが
今回新たにクロックアップを音声がサイドバックルに追加されたのは嬉しいですね。
サイドバックル自体がスイッチの役割を果たしており、劇中通りに『ポンッ』を叩くだけで
音声が再生されるあたりかなり再現度高いです!


ベルト部分の作りこみも個人的に気に入りました。
DX玩具もここばかりは毎回安っぽいのが結構気になってはいたので…
バックルだけ残してベルトは箱にしまっちゃう、なんてことも良くやっていましたが
今回のカブトはベルトも見た目を引き立てる大きな要因になっているので
外さずにそのまま飾ろうかと思います。


モディフィケーションはカブトゼクターの前は仮面ライダーWのアイテムを4点リリースしていたので
今後しばらくカブトのアイテムが続くのかな?
個人的にはやはりガタックゼクターを希望したいところですが
マニア向けシリーズであることを考えるとホッパーゼクターあたりも商品化しそう。
いずれにせよ楽しみなシリーズです。