カプセルロックシード13 レビュー

ガシャポンのカプセルロックシード第13弾!
ドリアンロックシードと、2度目の登場となるマツボックリロックシードを紹介!



今回のラインナップはドリアンロックシードとマツボックリロックシード。
それぞれメッキver.が低確率で混入されており実質4種類となっています。
例によってメッキーは引けなかったので通常ver.の2種類のみをご紹介。





ドリアンロックシード


ドリアンの力を宿したロックシードで仮面ライダーブラーボがドリアンアームズに変身する際に使用します。
食玩のほうではSGロックシード2にて昨年の段階で発売されていましたが
カプセルのほうでは13弾にしてようやくの登場です。







裏面のスイッチを押すことで
・『ドリアン!』
・『ドリアンアームズ!ミスターデンジャラス!』
・『ドリアンスカッシュ!』or『ドリアンオーレ!』or『ドリアンスパーキング!』
・『仮面ライダーブラーボ!ドリアンアームズ!』
サウンドを再生できます。
最後の名乗りはガシャポンオリジナルで食玩版では『ギザギザ二枚刃!』となっていました。






プレートを展開した状態。
下面に描かれているのは武器であるドリノコ。







食玩版(左)と比較。
大きな違いはプレート部分がクリアパーツになっているのと、プレートのシールの色味が異なる点。
また、これまでカプセル版は本体の下部の角が丸く削られていましたが
今回からはそれがなくなり、食玩やDXと並べてもそん色ない見た目となっています。








DX戦極ドライバーに装填して遊ぶこともできます。





マツボックリロックシード


マツボックリの力を宿したロックシードで仮面ライダー黒影がマツボックリアームズに変身する際に使用。
カプセルロックシードシリーズでマツボックリが登場するのは実は2度目で
昨年12月に発売された『カプセルロックシード05』にてすでにラインナップされています。
なぜ今回再録となったのかは…いまいち不明。劇中で黒影トルーパーが活躍してるから?







裏面のスイッチを押すことで
・『マツボックリ!』
・『マツボックリアームズ!一撃・インザシャドウ!』
・『マツボックリスカッシュ!』or『マツボックリオーレ!』or『マツボックリスパーキング!』
・『仮面ライダー黒影マツボックリアームズ!』
サウンドが再生。
カプセル05に収録されていた時と変更ありません。
最後の名乗りが黒影トルーパーになっていることに期待していたのですが…






断面図。模様自体はカプセル05の時の物と変わりませんが
色味が結構変わっています。







カプセル05に収録されていたマツボックリ(左)と比較。
表面の塗装から断面のクリアパーツまで、若干色味が変更されています。
また、ドリアン同様本体の下部分の角が削られていないので本体の見た目も異なります。








こちらもDX戦極ドライバーと連動遊びができます。





ちなみに、今回のカプセルロックシード13は発売が当初の予定から延期された経緯があります。
直接的な原因は不明ですがその弊害?として商品自体に諸問題が散見されます。



まず商品を包むカプセル本体。
先に説明した通り今回のドリアン、マツボックリはこれまでのカプセルロックシードと異なり
本体下部分の角が削られていないため、カプセルにきっちりと収まっていません。






カプセル自体が半開き状態になっており、それを強引にテープで留めている…という状態で
筐体から出てきます。これにはビックリ。







続いて通常であれば本体裏面の電池BOX付近に絶縁シートが挟まれているのですが
今回はそれもなし。これに関しては急遽仕様が変わったことを予想させる1枚の注意書きが添えられていました。


またこれらの他


・プレートのシールがこれまでに比べ非常に雑(傾いている、気泡が入っている)
・裏面のボタンが押しにくい


など、個体差かもしれませんがこれまでのカプセルロックシードに触れていてる身として
非常に違和感を感じる点が多かったです。
そもそもカプセルロックシードとしての形状が変更になっているあたり
大きな問題があったのでは…と考えてしまいます。真相は闇の中でしょうけども。





さて、既にアレコレ書いてしまいましたが
以上、カプセルロックシード13でした!


今回は人気キャラ(?)である仮面ライダーブラーボのドリアンと
戦闘員として華麗な転生を遂げた黒影のマツボックリという
再録であってもなかなか需要のありそうなラインナップとなっています。


ドリアンロックシードはプレートがクリアパーツになっており
シールの模様も食玩に比べてクッキリ格好よくなっているので
食玩版をすでに持っていても十分満足できます。


マツボックリは形状がDX・食玩準拠になったのはよかったですが
あとは音声をマイナーチェンジしてくれれば…といったところ。


ただ先にも書いたように品質にかなり難ありな製品なので
1回でまともな個体を引けないという可能性もなきにしもあらず。
プレミアムバンダイでDX版の購入をされるのも一つの選択肢ですね。