AC 仮面ライダー黒影 & チューリップホッパーセット レビュー

仮面ライダーグリドンに続き、仮面ライダー黒影はロックビークルとのセットで登場!
仮面ライダー黒影マツボックリアームズ&チューリップホッパーを紹介!


パッケージ



仮面ライダーフィギュアとロックビークルのセットなので大きめのパッケージ。
裏面は珍しく今後のラインナップやアームズチェンジ遊びの紹介がありません。
一応次回作はジンバーレモンとのことですが。







セット内容は仮面ライダー黒影本体、マツボックリアームズ&兜、武器、チューリップホッパー。
ロックビークルのチューリップホッパーがかなりのボリュームです。
ではまず黒影から紹介。






仮面ライダー黒影 素体

アーマーをまとう前の素の状態の黒影。
鎧武、斬月と同じく和風のデザインとなっております。







腕や足の模様など、各部の塗装が簡略化されシンプルに仕上がっています。
いかにも格下で弱そう(いい意味で)







マスクもシンプル。
顎紐のような装飾がくっついた口元が唯一特徴的な部分ですね。






マツボックリアームズ



マツボックリアームズは内部に兜を収納可能。








マツボックリアームズを四方向から。
パッと見だとマツボックリにあまり見えませんがもともと難しいモチーフですし仕方ないかな。






大きさはこの程度。それではアームズチェンジ!







ソイヤッ!
ガポッと頭から被せます。









装甲が4方向に展開し、鎧に。
展開の仕方はオーソドックスでこれまでのアームズの中では
パインアームズが一番近いです。






『マツボックリアームズ!一撃インザシャドウ!!』
各部を調節して完成!





仮面ライダー黒影 マツボックリアームズ


黒影がマツボックリアームズをまとった姿。
地味な色使いですが足軽のようなデザインが特徴でしっかりキャラがたってます。






三角形の兜の形も面白いですね。
変身するとバイザー内のカラーが黄色に変化します。






武器として長槍『影松』が付属します。






シリーズ伝統の『フニャフニャの長物』なので取扱い・保管には注意。
すぐヘタります。見た目はいいんですけどね…
つづいて付属のロックビークルの紹介。





チューリップホッパー



チューリップをモデルとした新たなロックビークル
前面の飾り部分がこれまでのロックビークルの中でもひときわ大きく
本体である錠前部分を完全に隠してしまっております。






サクラハリケーンと並べてもこのボリューム。
ロックシードとしては大きすぎですね。







一応DX戦極ドライバーにもセット可能。
強化パーツか拡張パーツかってぐらいのインパクトです。







側面のスイッチを押すことでスプリングで
ハンガー部分を展開できます。










それでは変形。
本体前面の緑色の部分を展開して脚にします。
ダンデライナーに比べるとかなり簡単な変形。





チューリップホッパー ビークルモード


2脚タイプのメカに変形した、チューリップホッパーのビークルモード。
大きな足で跳ねたり走ったりするみたいです。
バイク、ホバーと来てなかなか斬新なビークルが出てきましたね。






本体前面には2基のガトリング銃が内蔵されているようです。







本体裏面にはグリップ、足元には接続ピンが用意されており
ACフィギュアを搭乗させることが可能です。







仮面ライダー黒影&チューリップホッパー。
両腕、両足でしっかりと固定されますし
思ったより様になってるかな。







残念なのはホッパーの脚の可動で
脚の付け根と膝(?)のみの可動、かつ前後にしか動かないので
ほとんど動きが付けられません。
ライダーフィギュアは良く動くのだからビークルも頑張ってほしかった…





アクションポーズ










黒影自体は文句なしのカッコよさですね。
チューリップホッパーは動かないけど
まぁ飾っておく分にはなかなかの存在感。





初瀬ちゃんメモリアル

『男子三日会わざれば刮目せよってな!』






『ネバーギブアップ!』






『一撃!インザシャドウ!!』






『4人目…5人目のアーマードライダー!?』
こいつらとブラーボが登場して鎧武も一気に
盛り上がってきた感じがありましたね。






『俺は…アーマードライダー黒影!!』






『こいつは…グリドン。』『えっ…?』
バロンがチーム名を名乗ったのに対し
勝手に自分で考えたライダー名を名乗り
しかも相方の名前も(テキトーに)決めちゃう初瀬ちゃん。






そして即、裏切り。
どっちも憎めないキャラ扱いされてますが
今思えば初変身時からゲスの極みだった…






クリスマスの日、調子にのって力量の差を知らずに
メロン主任にちょっかいをだす初瀬ちゃん。








案の定ボコボコにされます。この時点では手加減してくれてたのに
プライドを傷つけられた初瀬ちゃんは…









よせばいいのに粘着した結果、イラっときた主任にマジな一撃を食らってしまい
戦極ドライバーが破損、変身不能=リタイアとなってしまいました。
力に溺れ、浮ついた者らしい末路ですが、初瀬ちゃんの本当の悲劇はここからでした…合掌。





アームズチェンジ

最後はいろいろアームズチェンジ。
まずは元コンビのグリドンと交換して仮面ライダー黒ドン&グリ影。
どちらも似たような色合いかつ地味なので交換してもあんまり違和感なし。









他のライダーたちとも鎧交換。
ベースが黒なのでそこそこどんな鎧も似合いますが
色数が少ないのでどうしてもザコっぽさが隠せませんね。
そこが良いと言えば良いけども。







個人的には和風ライダーなのもあり、鎧武のアームズが
良く似合うと思います。









後はわりと人を選ぶレジェンドライダーのアームズも
そこそこ着こなせます。特にウィザードはピッタリです。






名(迷)コンビだったグリドンとツーショットで〆。
何気に息もあってたし、かなり好きなコンビでした。
それだけにクリスマス後にあっさりと城之内が初瀬を見捨てたのはショックでした…


以上、AC仮面ライダー黒影&チューリップホッパーでした!


相方のグリドンと同じくロックビークルとのセットでの発売となった黒影。
劇中では12月終盤のクリスマス会にてオリジナルの仮面ライダー黒影は退場してしまいましたが
その後、ほぼ同じデザインで量産型の『黒影トルーパー』が戦闘員的ポジションでわらわら登場。
なので『発売遅いよ!なにやってんの!』となることもなく、上手い商品展開だと思います。
チューリップホッパー自体も間もなく劇中に登場するようですしね。


黒影フィギュアはアームズのこげ茶色が若干TVで見るスーツのイメージと色合いが
違うのが最初は気になりましたが遊んでいるうちに慣れました。
色合云々言い出したら鎧武も斬月も大概ですしね。
それ以外はアームズも遊びやすいし、マスクの造形も格好よくお気に入りです。


チューリップホッパーは実際手に取って変形させてライダーを乗せてみると
思った以上のボリュームでわりと楽しかったりするんですが
パッと見がお世辞にも格好良くなく、むしろ何なのかよくわからない謎メカなのが惜しい。
特徴的な脚部もあんまり動かせず、跳ねたり走ったりのポーズがつけづらいのもマイナスですね。


販売形態に関してはまぁ実際グリドンも黒影も単体だと物凄く地味で
こいつら単体では売り場の華にならないという売り手側の事情は良くわかるのでやむなし。
チューリップホッパーのデザイン・クオリティ自体が
もうチョイ良ければもっと満足できたかな、といったところです。