トランスフォーマーGo! オプティマスエクスプライム レビュー

ハンターオプティマスプライムの新たな姿はビークル、ビースト、ロボットに三段変形!
さらにソードボットのケンザン・ゲキソウマルと共にいざ、連結参乗合体!


パッケージ


最終アイテムだから?か情報量を増やしたかったからなのか
理由はわかりませんが今回はブリスターではなく、ボックスタイプのパッケージに。
レイアウトも格好良く、実際他のアイテムと比べるとなかなかの特別感です。








セット内容はオプティマスエクスプライムと兜パーツが2種類、そして武器が付属。
オプティマスはボイジャーよりも一回り大きいくらいのサイズです。
電飾ギミックが搭載されており、別売りの単四乾電池を3本使用します。





オプティマスエクスプライム ビークルモード




オプティマスエクスプライムのビークルモードは新幹線。
窓がクリアパーツではなく塗装のため、若干古めかしい感じがします。






ケンザンと比較。
ビークルモードではこじんまりとまとまっているため、ケンザンよりも小さく見えます。






上部のオートボットエンブレムが描かれたパーツを押し込むと
ボディ側面のクリアパーツが赤く発光し、サウンドが発生。
音声は
・走行音
・私はオプティマスエクスプライム。
・私にいい考えがある!
・ソードボット、連結参乗合体だ!
・出発進行!
・その心、受け止めた!
・トランスフォーム!!
の7種類のサウンドがローテーションで再生。
ケンザンやゲキソウマルのような変形前後での変化はありませんが
サウンドの豊富さでは負けてませんね。







兜パーツと武器をボディに装着して超特急モードに。
空気抵抗で一瞬で吹っ飛びそうですが…





オプティマスエクスプライム ビーストモード



今回のオプティマスはビークル、ロボットだけでなくビーストにも変形できるトリプルチェンジャー。
かなり大味な変形ですが一応ドラゴン形態です。






兜パーツがドラゴンの頭になっているので兜なしでは成立しません。
しかし敵勢力のプレダコンがドラゴンでまとめられてる中
あえてオプティマスまでドラゴンに変形させてしまうとはなかなか思い切ったアイデアですね。






ゲキソウマルと並べて。
ビークルモードよりもいろんなパーツが展開しているのでややボリュームアップしています。





オプティマスエクスプライム ロボットモード



我らが司令官、オプティマスの新たなロボットモード。
ソードボットに近い足長体型ではありますが適度に肩幅もあり
なかなか格好よくまとまっていると思います。






可動範囲は多いですが肘、膝は90度まで可動させることができないので
ポージングの幅はそこまで広くありません。
肩まわりは優秀なんですけどね。






頭部はかなり凝ったデザインになっており情報量多いです。
目は塗装で再現。







ロボットモードでは腰のクリアパーツのエンブレムを押し込むことにより
ライト&サウンドギミックが発動します。
音声の内容はビークルモードと変化なしです。






武器は大型のブレードで両腕に装備できます







片腕の拳に両側から差し込むことで
両刃剣として装備させることもできます。






また、2種の兜パーツを合体させた大型のシールドも装備可能。
すごくトゲトゲしてて独特のデザインですが
まぁビーストハンターズの延長シリーズなのでこれもアリかな?









2種の兜パーツは分割してそれぞれバックパックとして装備可能です。
ちなみに剣がついているほうがケンザン用、トゲトゲしているほうがゲキソウマル用。
ほんの少しですがシルエットが変化するのが良いですね。







両リーダーと並べて。さすが司令官なだけあってどちらと比較しても大きめです。
プロポーションもグッド!






それではオプティマス、ケンザン、ゲキソウマルの3体で連結参乗合体!!
オプティマスを中心に、ケンザンとゲキソウマルどちらを上半身、下半身にするかで
2タイプの合体形態を選択して組むことができます。








まずはケンザンを上半身として合体!
それぞれを合体用に変形させます。






合体時はオプティマスの電飾スイッチを長押しすることで
『ケンザン・オプティマス・ゲキソウマル!連結参乗合体!』
の掛け声サウンドが発生しLEDが発光します。その後合体待機BGMが発生。


ちなみに写真ではうまく撮れませんでしたがこの際中央のエンブレムが紫と青で半分ずつ光り、
侍と忍の力の融合を表現してくれる素敵仕様になっております。
さらに長押しの掛け声はボタンを押し込むごとに
『ケンザン・オプティマス・ゲキソウマル』のパターンと
『ゲキソウマル・オプティマス・ケンザン』のパターンが入れ替わります。
こういう芸コマなギミックはちゃんとパッケージとかでアピールしたほうがいいと思うの…






縦にそれぞれ合体させていきます。
ゲキソウマルとオプティマスは乗せるだけですが
オプティマスとケンザンは数カ所のジョイントでガッチリ固定します。







兜を装着させ、合体完了!
『兜装着!連結参乗合体ダイ・ダイ・ダイケンザン!!』の名乗りと共にLEDが発光します。
前2作と同じく合体待機BGMが流れている間に兜を装着させると音声と光り方が若干変化します。
ダイケンザンはサイレン音が追加されるのでカッコイイですよ。





連結参乗合体ダイケンザン



侍チームのリーダー、ケンザンを上半身として合体した姿。
ド派手な赤い胸飾りと兜によってゴウケンザンとは全く別の印象を受けますね。


合体後はボタンを押すことで
・その心、受け止めた!
・これで一気に決める!
・ダイケンザン、参上なり!
の音声がローテーションで再生。さらに長押しで
・これで一気に決める!大参乗奥義!斬・斬・斬撃エクス斬り!
の必殺音声が再生されます。







青いパーツが多い本体において半端ない存在感を発揮している兜パーツ。
ゴウケンザンの時点でTFというより勇者っぽいなと思いましたが
ダイケンザンはそれに輪をかけてヒロイック。






フェイスの造形も細かく作りこまれています。
気迫あふれる面構えで非常に格好良し!






合体に使用しなかったゲキソウマル用の兜パーツは盾として装備可能。






また、胸パーツに合体しているブレードは取り外して両腕に装備できます。
やはりケンザンには二刀流ですね。






ゴツゴツの上半身に対してどうしても下半身の貧弱さが目立ちますが
武器を持たせたり、ポーズを付けたりすればまぁまぁ軽減される気が。
それではお次はゲキソウマルを上半身にした合体を。








ゲキソウマルを上半身、ケンザンを下半身に変形。
オプティマスもダイケンザン構成時とは若干変形パターンが変わります。






ダイケンザン同様縦に積んでいきます。







『兜装着!連結参乗合体ダイ・ダイ・ダイゲキソウ!』





連結参乗合体ダイゲキソウ



忍チームのリーダー、ゲキソウマルを上半身として合体した姿。
更に強調された胸のライオンやドラゴンを模した兜など
ダイケンザンに比べるとビースト要素が前面に押し出された合体形態となっています。


合体後はボタンを押すことで
・その心、受け止めた!
・やってやるぜ!
・俺たちはいつでも君のそばにいるぜ!
・ダイゲキソウ、参上だぜぇ!
の音声がローテーションで再生。さらに長押しで
・やってやるぜ!大参乗忍法!撃・撃・撃斬エクス落とし!
の必殺音声が再生されます。







どこの勇者王だってぐらい立派になったライオンの鬣。
腰の獣の爪を模したクリアパーツはLEDの発光をさらに拡散させる機能ももっています。






ドラゴンの頭部からそのまま展開するロボットモードのフェイスは
牙むき出しのヒーローロボとは思えない悪人面、だがそれがいい
ビーストウォーズ時代のワイルドな造形を彷彿とさせます。






合体に使用しなかったケンザン用の兜はシールドに。






ダイゲキソウも武器を装備できますがハサミのように組み替えて装備させるように
説明書に指示があります。忍者なので手裏剣のイメージですかね?






こちらも上半身に対して下半身がやや貧弱ですが
実際問題ケンザンが保持力的な意味で下半身としては頼りなさNo.1なので
合体後の自立はかなり不安があります。ポージングなどの際は十分に注意しましょう。






ラスボス、グレンドラゴトロンと並べて。
グレンドラゴトロンも十分なデカさのはずなんですけどね…小さく見えます。





アクションポーズ













実際合体後はホントに不安定なんですが戦隊ロボや勇者ロボのように
ただ立たせておくだけでも十分な存在感ですよ。


以上、オプティマスエクスプライムでした!


・満を持して登場の新規造形の和製オプティマ
・ロボット、ビースト、ビークルに三段変形
・侍と忍をつなぐ連結参乗合体
・豊富なライト&サウンドギミック


とGo!ソードボットシリーズのトリを飾るにふさわしい
ファンには嬉しい要素てんこ盛りの商品になっております。


侍チーム、忍チームを揃えた後、もう1体くらい参乗合体アイテムが欲しいなと思っていましたが
それがまさかオプティマスで忍と侍の両リーダーを巻き込んでの合体とは…御見それしました。
合体後もダイケンザン、ダイゲキソウとゴウケンザン、ゴウゲキソウをさらに
パワーアップさせたような名前と外見になっているのもツボ。
逆三角形を意識したダイケンザンの兜パーツも
胸を両側から挟み込んでは更に派手に見せるダイゲキソウの兜パーツも
まさに往年の勇者シリーズのグレート合体のパターンそのもので胸が熱くなります!


合体後のプロポーションや安定性はやや難がありますが(合体自体は非常にカッチリしてます)
それを補って余りある燃え要素の詰まったアイテムであるかと!
もう間もなくムービー4作目のトイの展開がはじまりますが
またいつか今回の参乗合体のような日本主導の燃え燃えなトイも見たいですね〜。