仮面ライダー鎧武 DX 戦極ドライバー レビュー

ロックシードを斬って変身!新ヒーロー『仮面ライダー鎧武』より
『DX戦極ドライバー 仮面ライダー鎧武&バロンセット』を紹介!


パッケージ


キャッチコピーはズバッと斬って変身。
今回紹介するのは『DX戦極ドライバー 仮面ライダー鎧武&バロンセット』ですが
『ロックシードホルダー&パインロックシード』とセットになった
スペシャルセットも同時発売しています。





仮面ライダー鎧武&仮面ライダーバロン


劇中で本アイテム『戦極ドライバー』を使用して変身する
2人の仮面ライダー鎧武(オレンジアームズ)とバロン(バナナアームズ)。
それぞれ戦国武将、西洋騎士をベースにフルーツを織り交ぜたデザインになっています。







それぞれのマスクのアップ。果肉風のパターンがはいった複眼など
奇抜な発想ながら徹底的にこだわった武将+フルーツのデザイン。非常に面白いです。






商品内容は戦極センゴク)ドライバー本体と
DXロックシード2種、バロンフェイスプレートのセット。
DXロックシードはオレンジ、バナナが付属します。
ドライバー本体に別売りの単4乾電池が必要。
DXロックシードはボタン電池を使用しますがあらかじめテスト用の物が充てられています。





戦極ドライバー



ドライバー本体。巨大なブレードがついていることを除けばシンプルなデザイン。
本体表面が深いクリアブルー、裏面がグレーで整形されています。
ベルト部分は蛍光イエローでなかなか目立ちます。






ベルトはバックルの左右両側でワンタッチで取り外すことができます。






裏面に電源スイッチと電池ボックスがあります。
スイッチをオンにすると
センゴク・ドライバー!!』という起動サウンドが発生します。







ブレード部は手動で可動。
水平まで倒すことができ、手を放すと自動で元の斜めの位置に戻ります。
電源を入れた状態で可動させると斬撃サウンドが発生します。








工芸品のような趣のフェイスプレート。どことなく石ノ森チックです。
本体右下のスイッチを押しながらスライドさせることで取り外し可能。
基本の鎧武から同梱されているバロンに換装することができます。
換装することで後述の変身待機サウンドや掛け声が変化します。
また、プレートの取り付け、解除時にもバロンは専用のサウンドが発生ます。
鎧武だと残念ながらありません。
(鎧武のプレートは実は付けてる・付けてないの認識がそもそもなく
プレート全くなしの状態で遊んでも普通の鎧武仕様になります)






とりあえずここまで動画でまとめ。







プレートを鎧武にした状態ならオレンジロックシード、
バロンにした状態ならバナナロックシードで遊ぶのが劇中準拠の遊び方。
それでは続いてロックシードの紹介です。





オレンジロックシード


オレンジの力を宿したロックシード。ナンバーは07。
ロックシードは商品的に言えば鎧武系商品のキーアイテムであり
ウィザードでいうところのリング、フォーゼでいうところのスイッチにあたります。
今年は錠前+フルーツというこれまたなかなか斬新なアイテムとなっています。
劇中にはフルーツ以外にも木の実や種など様々なものが登場するそうです。






単体で音声・発光・可動ギミックを擁しており本体自体がなかなかのボリューム。
コレクションアイテムとしては平成ライダー
最もかさばるアイテムといって間違いないかと。







本体底面に電源スイッチがあり、ONにすることで
前面のLEDが発光し、オレンジの飾り周辺が光りつつ和風の起動サウンドが発生。






単体ではバトルサウンド遊びができます。
本体裏面の小さなグレーのスイッチを押すたびに
『バトルスタート!』⇒『ユーウィン!』or『ユールーズ…』の音声が発生。
『ユーウィン!』だとその次が『ランクアップ』⇒『バトルスタート!(ループ)』と続き
『ユールーズ…』だとランクアップせずに『バトルスタート!』に戻ります。
負けるまで何回ランクアップできるか?という遊びを楽しむことができます。
ちなみにサウンドが再生されている間は連動して本体前面も発光します。






もうひとつの遊び方がロックシードの解錠遊び。
ロックシードは錠前がモデルですが別に遂になるカギがあるわけではなく
ボタンを押すことで開錠することができます。







オレンジロックシードは開錠ボタンを後ろに押し込むことで
ハンガーがスプリングで勢いよくバシャッと展開。
開錠サウンドと共に『オレンジ!!』のセリフが発生します。






オレンジロックシード、動画でまとめ。






それではいよいよドライバー本体と組み合わせて変身遊び。
開錠したロックシードをドライバー中央のソケットにはめ込みます。
装着音が鳴り、LEDが発光。







ハンガーを押し込んで再びロックシードをドライバーに施錠します。
するとドライバー側から『ロック・オン!!』の音声が発生しLEDが発光。






続いてほら貝が鳴り響き、和風変身待機サウンドが発生します。
インパクトのある非常にカッコイイ待機サウンドですが
この間はLEDが発光しないのがちょっとさみしい。








待機サウンドが鳴っている間にブレードを可動させロックシードを斬ります!
『ソイヤッ!』という掛け声とともに斬撃サウンドがなり
ロックシード前面のオレンジの飾りが真っ二つに切られて開きます。






ロックシードが斬られると専用の変身サウンドが発生。
オレンジロックシードは『オレンジアームズ!!花道オンステージ!!』と鳴り響き
斬られたロックシードの中央が発光して変身完了です。








ロックシードが切られて開く仕組みはこんな感じ。
もともとロックシード前面の飾りにはバネがしこんであって
ある程度力が加わると勢いよく下方向にはねて開く仕組みになっています。
ただソードをしっかり接触させて力を加えているのは間違いないので
結構『斬った』感触というのはしっかり感じることができます。






鎧武変身、動画でまとめ。





戦極ドライバー 鎧武オレンジアームズ

仮面ライダー鎧武がオレンジロックシードを装填し変身した際の状態。
この形態では鎧武はオレンジを模した甲冑を装着します。








変身後は必殺技遊びが可能。ブレードを可動させることでロックシード中央のLEDが発光。
さらに可動せた回数によって必殺技が変化します。
1回:『ソイヤッ!』『オレンジスカッシュ+必殺技A』
2回:『ソイヤッ!』『オレンジオーレ+必殺技B』
3回:『ソイヤッ!』『オレンジスパーキング+必殺技C』
となります。ファングメモリの必殺技遊びに近い感じですね。






オレンジアームズ必殺技、動画でまとめ。






先の動画でみせてしまっていますが、変身解除の際は全面のプレートを手動で元に戻し…






再び開錠ボタンを押し込んでドライバーへの施錠を解きます。
LEDが発光しロックシード側からは解除音、ドライバー側からは『ロック・オフ…』というサウンドが発生。






あとはロックシードをドライバーから引っ張って取り外し変身解除完了。
この際もサウンドが発生します。
取り外しが完全に力任せなのがちょっと怖いところです。





バナナロックシード


続いて、主人公の鎧武とは異なるもう一人のライダー、バロンが使用するロックシードを紹介。
バナナの力を宿したバナナロックシード。ナンバーは08となっています。







外観や音声は異なりますが、遊び方は基本的にオレンジロックシードと同じです。
電源スイッチを入れることでトランペットのファンファーレのような起動音と共にLEDが発光。
グレーのボタンを押した際のバトルスタート!などの音声はオレンジロックシードから変化なしです。







バナナロックシードはオレンジロックシードと開錠ボタンの構造も変えられており
上側にスライドさせて作動するようになっています。






バナナロックシード、動画でみるとこんな感じ。






それでは仮面ライダーバロンへ変身!
バナナロックシードの開錠ボタンを上にスライド。
『バ・ナーナ!』という非常にいい発音のサウンドともにLEDが発光しハンガーが飛び出します。






ドライバーへ装着。この際、フェイスプレートはバロンにしておきましょう。







ハンガーを押し込んで『ロック・オン!!』。
トランペットの派手なファンファーレの後、行軍曲のような西洋風変身待機サウンドが発生。
バロンは西洋鎧がモデルなのでそれに合わせてあるというわけですね。







ブレードを動かしてロックシードをカット!この際の掛け声も鎧武では『ソイヤッ!』でしたが
バロンのフェイスプレートにしておくと『カモン!!」になります。そして続いてロックシード側からの
専用音声『バナナアームズ!ナイトオブスピアー!』というサウンドと共にLEDが発光し変身完了。
トランペットをバックに歌うように読み上げる名乗りがカッコイイです。






仮面ライダーバロン、動画で変身!




戦極ドライバー バロンバナナアームズ

仮面ライダーバロンがバナナロックシードを使用して変身した状態。
この状態ではバロンは大きなバナナを模した黄色のアーマーを装着します。






バロンももちろん必殺技遊びが可能。
『カモン!』『バナナスカッシュ!』
『カモン!』『バナナオーレ!』
『カモン!』『バナナスパーキング!』
となります。バナナオーレが美味しそうだ!
その他変身解除などもオレンジロックシードと同じ手順で行えます。





バナナアームズ必殺技、動画でまとめ。






フェイスプレートとロックシードの組み合わせは必ずしも強制ではないため
鎧武のフェイスプレートでバナナ、またはバロンのフェイスプレートでオレンジも
問題なく作動させることができます。
その際は和風のほら貝サウンドの後に『ナイトオブスピアー!』とか言い出すので
ちぐはぐでおかしいことになってしまいますけどね。
ただ色の組み合わせはこちらのほうが合ってますな…





昨年のウィザードライバーと並べて。
戦極のほうが本体自体は一回り小さい印象ですがブレードの存在感がなかなかありますね。







鎧武とバロン、2人のライダーの変身を楽しめるのが本セットの最大の特徴かなと思います。


以上、DX戦極ドライバーでした!


今年もこの季節がやってきました。
毎度毎度そのスーツやベルトのデザインの斬新さ、奇抜さに驚かされる平成ライダーですが
今回もまたとんでもないことになっています。
『戦国武将』と『フルーツ』どちらかだけならまぁ話は分かるのですがまさか
その2つを掛け合わせてくるとは…全く関連性ないじゃないか!
しかも良く見たら戦国武将だけじゃなくて西洋風とか中華風とかいろいろ混ざってきてるし
もう全然予想がつかない!いったいどうなってしまうんだ!?
と、もしかすると平成2期でもトップクラスの不安と期待をファンにあたえている気がする
仮面ライダー鎧武!TV放映も玩具の展開もいよいよスタートです。


実際の活躍や印象はまぁおとなしくテレビを見るとして、商品についてですが
・錠前+フルーツを掛け合わせた(この時点で斬新すぎる)ロックシード
・和、洋、中など複数の変身待機サウンドを用意
・プレートを付け替えることでさまざまライダーへのなりきり遊びが可能
という部分が特に大きなウリになっています。
サウンドに関しては文句なし。和風はほら貝、洋風はトランペットが耳に残る非常に良いものになっています。
プレートの付け替えも良いアイデアですね仮面ライダー龍騎を思い出します。
シンボルやマークではなくライダーの横顔をそのまま乗せたのは差別化のためかな?
ロックシードに関してはこれまでの平成2期ライダーのコレクションアイテムの要素を
詰め込めるだけ詰め込んだ感じでギミック豊富で非常にしっかりと作りこまれております。


ただかさばりすぎて早々にコレクション意欲がそがれかけている点とあまりにもフルーツそのまますぎる
外観でヒーローのアイテムらしからぬ仕上がりになってしまっているという2点が気がかり。
前者はカバーできるとしたら集めたい!と思わせるだけのサウンドレジェンドライダーは特にここが重要かと)
後者はいかに作品になじませるかというTVの”販促力”にかかってるかなと思います。


とりあえず玩具としての出来は非常に良いと感じたので今後の展開に期待ですね。
まずはメインの4人のロックシードをいちはやく集めたいところです。