トランスフォーマーGo! センスイマル レビュー

トランスフォーマーGo!』より、ソードボット忍チーム3号
『水の鮫忍』センスイマルを紹介!


センスイマル ビーストモード


水の鮫忍の呼び名の通り、センスイマルのビーストモードは鮫。
他のソードボット忍チームと同様にメカニカルな外観となっています。
実物は写真よりも濃いめの紫色です。









センスイマル=潜水丸の名前からし
デザインに潜水艦の要素も入ってるらしく、ボディ下部には魚雷ランチャーを装備。
同じく船と鮫をミックスさせたデザインの勇者、キャプテンシャークを彷彿とさせますね。
あちらは戦艦でしたが。







鋭い顔つきのビーストモード頭部。
口を開閉させることが可能です。凶悪ですがオートボット







下からのアングルがいかにも鮫っぽくてお気に入りです。






ヒレなどは残念ながら固定。
ビーストモードでは可動部は皆無となっています。










それではトランスフォーム!
パーツを移動させるだけの簡単変形だったゲキソウマル、ヒショウマルに
比べると適度なガワ要素が入ってたり、それなりに楽しめる変形パターンです。





センスイマル ロボットモード


ソードボット忍チーム3号、水の鮫忍センスイマル。
冷静沈着でしっかりもののクールガイです。
各所にみられる手裏剣をかたどった十字のマークや
紫色のボディカラーが勇者シリーズのシャドウ丸、ダグシャドウ、ボルフォッグといった
過去の忍者ロボの系譜であることを感じさせますね〜。






プロポーションはかなり独特のものになっており
ボディを覆うパーツがほとんどなく、胸から足が生えている状態。
これは構造的には参乗合体シリーズでは珍しくありませんが
さらにその脚部がかなり大型でたくましいため、よりその特異さが強調される結果に。






裏から見るとこんな感じ。ケンザンやジンブも似たようなものでしたが
ゲキソウマル、ヒショウマルとそれなりに工夫してうまく見せてきたので
今回はちょっと気になってしまいました。






フェイス。額の鉢金がいかにも忍者らしいですね。
私の個体は塗装ミスで瞳が十分に塗装されていませんでした。残念…







ただでさえ大きいのに加えてさらにランチャーなんて
つけているものだからそれはそれは目を引く脚部。
前に出っ張りすぎです。






ただ、膝を曲げれば武器に早変わりというのはいいですね。
ジャンパーソンっぽい。








可動範囲はこれまで通りあちこち良く動きます。
ただ独特の体系なので様になるポーズというのは限られてくるかと…







武器はシルバームーン…ではなく
ビーストモードの尾ひれを2枚合体させることで…






シルバークロスならぬ大鰭十字手裏剣が完成。
グリップがちょっと目立ってますが忍チームで
ようやくまともな手裏剣を装備したキャラが出てきて一安心。






その他合体時に使用する兜パーツが付属します。







ロボットモードではくの字に変形させて背中に装着。
肩の部分にアンカーが配置され、追加装備な感じに。







ビーストモードではお腹に装着。
こちらも前方に向けてアンカーを装備する感じに。
上から見るとほとんど見えませんが、これまでのキャラの
むりやり兜を装備した姿に比べればこれぐらいでちょうど良いかと。





アクションポーズ







やっぱり足がデカイ!でもその足のインパクトのお陰で
胸周りが意外と気にならなかったり。






ゲキソウマル、ヒショウマル、センスイマル!
忍チーム3体がようやく集結!


以上、センスイマルでした!


手裏剣装備の忍者ロボということで勇者シリーズに慣れ親しんだ身としては
これぞ忍者ロボ!という記号がたくさん詰まったかなりおいしいキャラ。
ビーストモードも変形ロボ界隈においてそこまで頻繁に取り上げられるわけではない
鮫がモチーフということでこちらもまた魅力の一つ!


そんなおいしい要素だらけのセンスイマル、要所要所は凄く良いのですが
全体的な印象としては惜しい!もう一歩な感じでした。
一番気になったのはやはりプロポーションで胸から足が生えている
ような構造になっているのは仕方ないとしてももう少し
誤魔化してほしかったというか…
膝の部分もランチャーも個性にはなっていますがやはり邪魔そうです。
ゲキソウマルやヒショウマルのように足の側面側に
配置してしまってもよかったのでは?と思います。


ビーストモードのデザインは素晴らしいですし、変形ギミックも
これまでとは違う感じがして全体的にはお気に入りですが
単体ではちょっとオススメしにくいかなといった感じです。


さてさて、次回は本命の合体形態のご紹介です。
しばしのお待ちを〜。