『ダンボール戦機ウォーズ』より、ジェノック第一小隊の
バル・スパロスの後継機、バル・ダイバーのキットを紹介!
バル・ダイバー
ジェノック第一小隊の星原ヒカルの新たな愛機。
もともとの機動性はそのままにマルチギミックサックと引き換えに
機体背部に高出力ブースターを装備。短時間の高速飛行も可能になりました。
キットはバル・スパロスのランナーを一部流用したリデコ商品となっていますが
全身のカラーリングがグレーから黒に変化しガラリとイメージが変わっています。
その黒いカラーや背部の大型ブースターからはSR-71ブラックバードを連想させます。
今回紹介するのはキットをパチ組+シールを使用したものになります。
本体はほぼバルスパロスのまま。
主な新規造形部分は頭部、肩アーマー、かかと、
そして背部のブースター部分となっています。
複雑な形状をしていたバルスパロスと比べると
大分ヒロイックになったフェイス。
頬当て(?)まわりのグレー部分はすべてシールで色分けを再現しています。
可動範囲はバルスパロスと同じでまぁまぁ標準的な可動。
細身なのでもっと良く動きそうなのですがいたって普通ですね…
背部ブースターは根元部分がボールジョイント接続になっており
左右それぞれグリグリ可動させることができます。
ブースターは大きなパーツなので
ポーズに合わせて動かすと結構印象が変わって面白いです。
ブースターの接続はバルスパロスでマルチギミックサックを装備していた
ジョイントをそのまま使用しているのでワンタッチで取り外し可能。
他のLBXのマルチギミックサックを装着させることもできます。
武器は男らしく刀が一振りのみ。
『鉄刀・鬼機丸』という名称で風魔手裏剣に続いてまたも和風な武器ですね。
頑張れば一応両手もちも可能…ですが
手首の構造的にかなり無理してます。
胸も出っ張っていますし、カッコよく両手もちは難しそう。
バルスパロスと並べて。
肩アーマーが厚くなり、背部のブースターもがっちりしているので
全体的に力強さが増しましたね。かなり好みなパワーアップの仕方です。
武器が刀だけなのでポーズのバリエーションを増やすのは難しい…
表情つき手首でもつけれくれればよかったのですが。
セットアップ!フーマシュリケン!!
武器が少なくてさみしいのでバルスパロスから借りてきました。
当たり前ですが良く似合います。劇中でもやってくれないかな。
逆にバルスパロスにブースターと刀を装備。
こっちはちょっと蛇足感あってあんまり似合ってない…
黒い機体つながりでグルゼオンと並べて。
こうしてみるとバルダイバーもライバル機というか悪役側でも十分やっていけそうな雰囲気。
むしろコンビに見えてきます…
グルゼオンにブースターと刀装備。
色合いは合ってますが似合っているか?といわれるとイマイチですね。
このブースターはなかなか使いどころが難しいかも。
以上、LBXバル・ダイバーでした!
トライヴァイン、ドットブラスライザーに続きついにバル・スパロスも
バル・ダイバーにパワーアップ。
スパロスはスピード重視のテクニカルキャラというイメージでしたが
バル・ダイバーは巨大ブースターにポン刀一振りという完全に特攻野郎になりました。
この進化は分かりやすくて結構好きです。
キット的にはウリであるブースターの存在感が十分で非常に格好よく仕上がっていますが
武器が刀だけなのでいささかプレイバリューに欠けますね。
刀にギミックを仕込まなかったのもなにかのこだわりかもしれませんが
それだったらブースターに展開ギミックを持たせたり
クリアパーツを使用したり本体側になにかしらもう一工夫欲しかったです。
まぁデザイン自体は非常に格好良くてわりと気に入ったので
この機体コンセプトを劇中で上手く魅せてくれれば文句ないですね!
某統合戦闘航空団の少佐並の変態軌道の特攻を希望します。