獣電竜シリーズ00 トバスピノ レビュー

『鳴り響け!戦いのファンファーレ!』獣電戦隊キョウリュウジャーより
獣電竜トバスピノを紹介!別売りの2体の獣電竜と合体しスピノダイオーへ!


パッケージ


キャッチコピーは『鳴り響け!戦いのファンファーレ!』
劇場版公開に合わせて発売された特別アイテム。
ナンバリングは00となっています。
あくまで『獣電竜シリーズ』であってDXアイテム扱いではないので注意。






セット内容はトバスピノ本体と獣電池(トバスピノ)のセットとなっています。
別売りの単四乾電池を2本使用。





トバスピノ


賢者トリンが作り上げた最初の獣電竜。モデルはスピノサウルス。
劇場版に登場し悪役『デスリュウジャー』によって操られてしまいます。
商品的にはDXキョウリュウジンに付属のガブティラのリデコアイテムとなっていますが
ウリの一つであった獣電池認識機能はオミットされてしまっています。






ガブティラと比較。ボディカラーが赤⇒青へ変更され
一部のパーツが新規造形になっています。








新規造形部分は頭部、腕、背びれ。
そして合体後に現れるカブトパーツなど。







サウンドギミックを搭載しており、背中側のスイッチをONにした状態で
胸側の三角形のギミックを押すと咆哮音が鳴ります。
音声も新録でガブティラよりも甲高い感じの鳴き声になっています。





獣電池(トバスピノ




付属の獣電池もナンバリングは00。
スイッチ操作でチャージ状態とブレイブイン状態を切り替えられます。
デーボスイン状態は残念ながら再現できません。







トバスピノの口を開き、獣電池をセットすることができます。
セットと同時に『ガブリンチョ!トバスピーーノ!』の音声が発動。
認識機能はないのでどんな獣電池でも音声は1種類です。







また、セットすることで背びれの一部が連動し
スプリングギミックで起き上がります。







飛び出した背びれの一部は手動で広げてやることで
ブーメランに変形します。
これをバスーンと飛ばすからトバスピノらしいですね。






このブーメランを展開した状態がトバスピノのアタックモードとなります。
単体でのギミックは以上。






それでは続いて合体ギミックを紹介。
別売りのアンキドン、ブンパッキーと合体させることで
巨大ロボ、スピノダイオーにすることができます。







トバスピノは背びれと尻尾を取り外し、ガブティラと同じように変形。
サンバの合体待機メロディは今回ないのでボタンなどは押さずに進めます。






尻尾の中には新規造形のカブトが収納されています。







また、背びれ部分は分割して
ブーメラン単体とシールドに。






アンキドンとブンパッキーはいつも通り
腕に変形。






ガブリンチョ!アーンキドン!』…ってあれ?
サウンドが鳴らない…






ブンパッキーを合体させても鳴りません。
腕部分の合体音声ギミックは丸ごと削除されてしまっていました。
これはちょっと寂しい!ガブリンチョだけでも聞きたかった。







頭部にカブトを装着させ、合体完了!






最後に胸の三角形のボタンを押すことで戦いのファンファーレサウンドが再生。
その後『スピノダイオー!!』の名乗りと共に合体完了サウンドが再生されます。
このファンファーレがとても悪役とは思えないカッコよさ。
恐竜戦隊ジュウレンジャーのドラゴンレンジャーの獣奏剣のメロディと似ています。





ピノダイオー




デスリュウジャーに操られたトバスピノ
アンキドン、ブンパッキーをも巻き込み強制カミツキ合体させられた姿。
両腕の構成はキョウリュウジンカンフーと同様ですが核となる
ピノダイオーのメインカラーが青ということで
赤メインのキョウリュウジンとは大分印象が変わっています。







頭部はバイザー風になっています。
頭のミカヅキの飾りもクール。
あれ、そういえば次のライダーもこんな顔だったような…







取り外していた背びれは両腕に武器として装備可能。
右手がブーメラン、左手がシールドになっています。








ピノダイオー、フル装備形態。
左手のはシールドというより分厚い鉈かなにかに見える…







あとはもうギミックなどはなく腕が動かせる程度。
必殺技サウンドもないので合体後のプレイバリューも
ちょっと低めで残念です。







キョウリュウジンと並べて。
ライバルロボというよりは1号機、2号機ってイメージですね〜。
もともとの設定がトバスピノがナンバー00、ガブティラがナンバー01なので
あながち間違いでもない気がしますが。






ほとんどのパーツは共通規格なのでカブトを入れ替えたり
両腕を入れ替えたり、獣電竜をそろえればいろいろ遊ぶことができます。








そんなわけで両腕入れ替え。
玩具オリジナルですが、スピノダイオーサンバ&スピノダイオーウェスタン。






両腕を青系統で統一。統一感はありますが凄く…弱そうです…。






両腕を黒系統で統一。こっちは印象が引き締まってそこそこ強そうですね。






背中のジョイント配置なども変わっていないので
プテライデンオーとも合体出来ちゃいます。







完成ライデンスピノダイオー!
黒い翼がついて悪者感アップ?なかなか似合ってます。






最後はプレズオーとの合体も試してみましょう。







完成!バクレツスピノダイオー!!
頭部は普通のバクレツキョウリュウジンから変えようがないので
そこまで印象は変わらないかな。
プテラは黒、プレズが紫ということでキョウリュウジン、スピノダイオー
どちらに合体させても違和感のないカラーになっているのがうれしいですね。







せっかく正規の合体相手を見つけたのにハブられたアンキドンが不憫だったので
最後に一応フォローしておきます。バクレツスピノダイオーアンキドン。(長い)






以上、トバスピノでした!


恒例の劇場限定メカということで今年は敵獣電竜としてキョウリュウジャーの前に
立ちはだかるトバスピノを一般商品アイテムとしてリリース。
音声は新規、ナンバリングも00とかなり特別感のあるアイテムになっています。


ただしガブティラのリデコの割に価格設定はかなり強気。
プテライデンオーやプレズオーのように単体で変形ギミックがあるわけでもなく、
ガブティラのように電池認識ギミックがあるわけでもなく
これ単品では正直単にデカイ獣電竜の一匹としか言いようがないアイテムで定価\7,140!!
まったく、ブレイブなやつだ!


ピノダイオーはキョウリュウジンからガラリとイメージが変わっており
単体でも、並べても楽しめるものになっており、
ファンファーレサウンドは文句なしに格好いいものになっているので
その点は満足しております。
他の獣電竜達とのオリジナル合体も楽しいですし。
現時点でまだ映画は見ていないのですが
是非TVにも登場して味方で活躍してほしいですね。