変身ベルト DX ビーストドライバー レビュー

『L・I・O・N ライオーーーン!』
仮面ライダーウィザード』に登場する新ヒーロー、仮面ライダービーストの変身ベルトを紹介!


パッケージ


インパクバツグンのパッケージ。
キャッチコピーは『リングをセット!オープンで変身!!』






仮面ライダービーストとゆかいな仲間たち。
左からドルフィン、バッファロー、カメレオン、ファルコンが描かれています。







セット内容はビーストドライバー本体とウィザードリングが3個付属。
単4乾電池を3本使用します。(別売り)






ビーストドライバー



こちらがビーストドライバーのバックルの扉を閉じた状態。
ベルト部分も含めて完全新規造形です。
黒い部分は整形色で扉のシルバーや本体上部の金色のレリーフ部分は塗装で再現。






ベルト部分はワンタッチで両サイドで取り外し可能。








バックル本体。
本体左右にはウィザードリングを装填する2つのソケットがあります。






向かって右側のソケットを前方にひねることで…







バックルの扉がスプリングで開き、黄金のライオンの彫像が現れます。
これがビーストドライバーの真の姿。
とても子供向けとは思えないリアルなディティールで
金メッキも相まってとにかく神々しいです。








中央には仮面ライダービーストのモチーフでもある百獣の王、ライオンが。
開いた扉の内側には向かって左にファルコンとドルフィン、
向かって右側にはバッファロー、カメレオンのシルエットが描かれています。





ウィザードリング

仮面ライダービーストが使用する3種類のリングが付属。
商品上はあくまでウィザードリングですが取説ではそれぞれ
『ビースト変身リング』、『ビースト魔法リング』と表記されています。





ビーストウィザードリング(ビースト変身リング)

ビーストが変身する際に使用するウィザードリング。
ウィザードの変身リングとは意匠が異なり四角形の土台に
メタリック塗装のライダーマスクが彫刻されています。





ファルコウィザードリング・カメレオウィザードリング


ビーストにマントと共に力を与えるビースト魔法リング。
こちらもウィザードの魔法リングとは全く意匠が異なり
角ばった土台にリアルな動物の彫刻が刻まれております。
また、ビーストのリングはクリアパーツを使用せず、表面がメタリック塗装がほどこされており
そのためLED発光ギミックも備えておりません。(非接触ICチップは搭載)






裏面のリング部分はウィザードと共通で横方向にスライドすることで
他のサイズと交換することが可能。
ただしカラーが黒になっているので注意。(ウィザードのリングはシルバー)







ウィザードの変身リング、魔法リングと比較。
ご覧のとおり全く別物。これは好みが分かれそうなところですが
個人的には魔法リングのデザインが結構お気に入り。
それではいよいよギミックの紹介。






まずは変身。ビースト変身リングを向かって右側のソケットに装填します。
ちなみにビーストドライバーはIC読み取りではなく、
指輪にきざまれたツメをソケットのスイッチで読み取る仕組みになっています。






しっかり装填すると『セット!』の音声の後
ドラムロールのような変身待機音が発生。






リングをソケットに押し当てたまま前方向にソケットをひねると
『オープン!!』というセリフ+効果音と共にバックルの扉が開きます。






『L・I・O・N!ライオーーン!』というセリフと共に
ライオンの目が赤く、そして額の部分のLEDが七色に発光。
変身効果音が流れ、変身完了です。






さらに変身が完了した状態で変身ウィザードリングをもう一度ソケットに装填すると
『キックストライク!』の音声の後にドラムロールのような待機音声が発生。
リングをソケットから離すと『GO!』の音声と共に
ライオンのLEDが七色に発光し必殺技効果音が発生します。





動画です。




続いてビースト魔法リング遊びを紹介。
ビーストは魔法リングを使用することでそのリングにきざまれた動物の
力を専用のマントと共に得ることができるようです。






まずはファルコウィザードリング。
右手に装着します。






向かって左側のソケットに押し当てることで
スイッチがリングの形状を認識。





『ファルコ!』のセリフと共にLEDがオレンジに発光
鳥の鳴き声が混ざった専用魔法待機音が発生します。






そしてリングをソケットから離すとLEDが発光し
『GO!』『ファッファッファ!ファールコ!』という
セリフと、専用魔法効果音が発生します。
ディケイドライバーの『ディディディディケイド!』のような
クラッチ風味の軽快なリズムです。






カメレオリングも遊び方は同様。
ソケットにリングを押し当てます。






『カメレオ!』のセリフと共にLEDが黄緑色に発光
鳥の鳴き声が混ざった専用魔法待機音が発生します。
何かが跳ねる音?が混ざった専用魔法待機音が発生。






同様にリングをソケットから離すとLEDが発光し
『GO!』『カカッカッ!カカッ!カメレオ!』という
セリフと、専用魔法効果音が発生します。
こちらはファルコよりもさらにノリノリ。







また、魔法リングを読み込ませた後に変身リングを読み込ませ
キックストライクを発動させると
それぞれ『ファルコMIX!』or『カメレオMIX!』の音声が追加され
発光パターンや効果音が専用のものに切り替わります。






動画です。






ウィザードライバーと並べて。
ソリッドな形状に対し複雑な彫刻が刻まれていたり
銀基調に対して金基調でうまいこと対になっている印象。


以上、ビーストウィザードリングでした!


毎回予想の斜め上を行く仕様に驚かされる
ライダーベルトですが今回も凄いのが来ましたね。
ウィザードの『手』に続いてビーストは『ライオンの顔』!
しかもメカライオンなどではなく、リアルなライオンの彫刻というのがこれまた凄い。
メッキをふんだんに使用したライオンの顔とその左右の扉は
間違いなく歴代変身ベルトの中でもトップクラスの高級感です。


扉がバーンと開いて黄金のライオンが飛び出してくるだけでも
かなりインパクトありますがしっかりとリングとの連動ギミックも
備えているあたりはやっぱり流石ですね。ブレイドの時代から大きな進歩です。


ただしリングの認識がICチップを搭載しているにもかかわらず
ツメの形状をスイッチで読み取るという若干チープな構造だったのは残念。
ICは完全にウィザードライバー・ウィザーソードガンとの連動専用になってしまっています…
(ちなみにスキャンすると『ビースト!』+各動物の鳴き声が発生します)
ツメの読み取り機構も爪楊枝なんかがあれば簡単に全音声を聞けてしまうのも少々お粗末。


見た目やギミックは非常に面白く満足のいくものでしたが
その構造や仕様に関しては詰めの甘さを感じるアイテムでした。
ヒットするかどうかは今後の活躍次第かなと思います。