武装神姫 夢魔型MMS ヴァローナ レビュー

TVアニメ『武装神姫』放送記念。
武装神姫ライトアーマー第一弾、夢魔型神姫ヴァローナを紹介!


夢魔型 ヴァローナ 素体

フロントライン社の名機・ストラーフのノウハウを注入して開発された姉妹機にあたる神姫。
AIは意外と子供っぽく、夢魔というモチーフからか
やたらと眠たがりという困った一面もあるという設定。
デザイナーはストラーフ同様島田フミカネ氏。


2008年10月に武装神姫の新ライン『ライトアーマー』シリーズの第一弾として発売されました。
ギミック・ボリューム増大に伴い価格設定が高額化してきていた従来のシリーズ(所謂フルセット)
に対し、よりライトに遊ぶユーザー向けに用意されたのが軽装な『ライトアーマー』シリーズです。
従来の素体を使用しつつ武装パーツは最小限に。手軽に触れ、遊べる内容になっています。






夢魔=別名淫魔と呼ばれるそのモチーフからか
ボディペイントは大胆でセクシーな雰囲気に仕上がっています。






ストレートなツインテだったストラーフに対しヴァローナは
パーマがかかったふんわりツインテール。ちょっとゴージャスな感じです。






交換フェイスは恥じらい顔。淫魔といいつつ実はウブなのか!?
ツインテールパーツは取り外しが可能です。






はずしたツインテールを後頭部に接続して
ポニーテール風に仕立てることも出来ます。
いろんな髪型が再現できるのは悪魔型の伝統!?





ヴァローナ 武装形態


各部にパーツを装備して武装形態へ。
本体への武装は足首や胸アーマーなど最小限で
パーツの大部分を背中のユニットが占めています。






デザインラインは姉機体であるストラーフを踏襲していますね。
あちらが地上格闘戦メインなイメージがありましたが
こちらは空戦・スピード重視な感じです。






武装状態では後頭部に髪飾りがついて小悪魔感がアップ。
胸パーツは下乳アピール。ストラーフmk.2のルーツここに在り。







背部ユニットには背中正面とサイド、それぞれにジョイントがあり
ウイングパーツを好きな位置に取り付けることが出来ます。







ウイングは根元でフレキシブルにスイング&回転。
ちなみにこのウイングの基部をストラーフの副腕パーツに組み込むと
回転しかできなかった副腕が左右スイング可能になるという隠しギミックがあります。







ウイング部分はさらにそれぞれが展開しハサミのような形状に変形するギミックを搭載。
さらにウイング基部から取り外して下腕パーツ代わりに腕に直接装着することも出来ます。
(写真撮り忘れてしまいましたが…)







尻尾は針金素材でグネグネ可動。
針金素材のパーツを使用しているのはシリーズ中このヴァローナだけ。多分!






尻尾は拡張ハンガーに装着しているのですが
根元で取り外して手持ちのムチにすることも出来ます。







武器としてバトルスタッフが付属。
3つのパーツに分解でき、棒の部分にはスライド式で位置調節可能なパーツが組み込まれていたり
組み替えにかなり重用すると思われるアイテムです。







バトルスタッフの端にはウイングパーツを接続可能。
ナギナタにしたり、カマに見立てたり使い様はいろいろ。
過去当時のレビューでは双剣なんかも組んでいましたね。






姉機体であるストラーフと並べて。
当時も思ったけど、並べてみると全然似ていないという…






ストラーフmk2と並べると、こっちのほうが
姉妹機って言われた時にしっくりくるような。






せっかくなので3姉妹並べて。
アニメでもこの構図が見たかったな〜。














ライトアーマーながら、武装は結構迫力あります。






やっぱり尻尾を握られると力が抜けたりするんでしょうか。
そうであってくれ!


以上、夢魔型ヴァローナでした!


ギミックは複雑化し、ボリュームは大型化し、価格も上昇しつづける
フルセットに対し、安価で武装少な目で遊びやすくのコンセプトで
開発された武装神姫ライトアーマーシリーズ。
第一弾はやっぱりお約束の天使型&悪魔型…の発展形のコマンド天使&夢魔型。
その夢魔型神姫が今回紹介致しましたヴァローナになります。


ご覧のとおりストラーフの妹分という設定で
武装パーツもボリュームも半分程度という内容ですが
パーツ構成の妙やキャラクター設定によって遊んでいて
物足りない、という印象は受けません。
価格相応か、それ以上のプレイバリューですね。


アニメではOPで登場確定するや否や『夢オチ要員だ!』と
勝手に決めつけていましたが終盤にて意外な役回りで登場。
キャラ可愛い、声可愛いなどいろいろ感想はありますがやっぱり
『ストラーフの妹神姫』という設定が上手いことアレンジされていたのが
一番好印象でしたね。
アニメの放送も残りわずかですが最後まで楽しみたいと思います。