ザ・アクセス 大地の勇者 アニバトロン レビュー

動物からロボットへ変形!
ザ・アクセスのチープトイ、大地の勇者アニバトロン全3種を紹介!


ライオンタイプ

今回紹介するのはザ・アクセス社製のフックトイ。
スーパーやお土産売り場でよく目にするチープトイ、パチトイなどと呼ばれている部類のアレです。
パッケージブリスタータイプになっており、裏面に変形のさせ方が紹介されています。







まずはライオンタイプを紹介。
パッケージでもセンターを飾っており、おそらくリーダー的存在と思われます。






チープトイながら造形はわりとしっかりしており
表面には毛並のモールドも。






顔は目が完全にロンパッており野生の恐怖を感じます。
こんなのと遭遇したら失神します。






顎が開閉可能。
ただでさえ怖いのにさらに恐ろしい表情に。
黙れ小僧!






それではロボットモードに変形。
わりとダイナミックな変形パターンです。








こちらがロボットモード。
赤成分が増え、なかなかヒロイックなイメージに。
ライオンから変形、さらにタテガミがウイング状に背中に配置されるあたりが
ビーストウォーズセカンドのライオジュニアを彷彿とさせますね。






顔はこの手のチープトイにありがちなガンダム顔。
スリットの数が多いです。






可動箇所は腕のみ。
肘や肩のほか、ひじ関節の下がロールしますが決して広い可動範囲とはいえません。






胸のライオンの口を開閉させると
何か必殺技が撃てそうな感じに。






ライオンの爪がもうちょいまっすぐ伸ばせれば
こちらも武器として使えそうだったんですが。






ちなみに手持ち用の銃型の武器も付属します。
アニマルモードでは余剰パーツになります。





ホワイトタイガータイプ

つづいてホワイトタイガータイプを紹介。
パッケージの台紙は3種類共通です。







ホワイトタイガータイプのアニマルモード。
ただのトラではなくホワイトタイガーをチョイスするあたりセンスが感じられますが
残念ながらビーストウォーズのタイガトロンと丸かぶりという…
彼の親友トラジローとして遊ぶのもアリ!?







ライオンタイプ同様、変形トイの割にはいい毛並をしています。






顔は本家ビーストのタイガトロン(チータスタイプ)以上の出来ですね。
しかしなんかニヤついているように見えます。
多分彼はニヒルorクールという設定なのでしょう。






『変・身!』
変形パターンはほとんどライオンタイプと共通。








ホワイトタイガータイプのロボットモード。
ライオンタイプとほぼ共通の変形パターンながら
全体的に細身のシルエットに。
色合いもあいまってやはりクール系のロボに見えます。






顔はやっぱりガンダムタイプ。
Q「なぜ胸に虎の顔があるのだっ!?」
A「それは…カッコイイからだっ!!」






関節のつくりもライオンタイプとほぼ共通ですが
こちらは肩のガワが頭部に干渉するので
腕を横にあげづらくなっており結果的にさらに可動範囲が狭くなってしまっています。






拳をしまってトラクロー!
セイヤー!





ホワイトタイガータイプにも手持ち武器が付属。
地味にライオンタイプに付属のモノとは別の形状になっています。
ネットで調べたところ、形状は複数ありランダムに封入されてるとかなんとか。





パンダタイプ

アニバトロン最後の一体はロボット界隈は珍しい
パンダモチーフ。







パンダタイプのアニマルモード。
パンダはどうしても温和で可愛らしいイメージがあるのか(実物はそうとも限りませんが)
この手のモチーフには選ばれることはなかなかないので新鮮ですね。
ガオレンジャーではキャンペーン品でしたし、ゾイドでもジェネシスでようやくでしたし、
本家ビーストウォーズではとうとう登場しませんでした。






この人畜無害そうな愛らしいフェイス!
性格はきっとマイペースなのんびり屋さんですね。
と、見せかけて腹黒とか。パンダだけに。







例にもれずパンダタイプも見事な毛並。
でっぷりとしたプロポーションが可愛いです。






それではトランスフォーム!
変形パターンは先の2体ことなる独自のモノになっています。








パンダタイプのロボットモード。
全体的に丸く、どっしりとしたシルエットになっています。
変形前のモチーフに合わせてデザインされているのかな。
ちなみにこのパンダタイプのロボットモード、
『どこかで見たことがあるような…』という方がいるかもしれませんが…


こちらの書籍↓

『スーパーB級変形ロボット大戦 ダガング 』
の表紙をデカデカと飾っているアイテムだったりします。
私は変形させて初めて『あっ、あの表紙のヤツだ!』と気づきました。






頭部はやっぱりガンダムタイプ。
しかし胸にパンダの顔はしまりませんね。






腕周りは肩が思い切り横にあげられるのでそれなりに動かせます。
パワーファイターっぽいイメージでポージングさせてみたり。






パンダタイプにも手持ち武器が付属。
こちらも先の2体とは別の形状になっていました。







3体並べて。変形前のパンダの浮きっぷりがすごい。
しかし変形後はプロポーションや色合いなど
しっかり差別化&調和がとれるようになっておりかなり考えられてると思ったり。











アクションポーズってほどのものはとれないですね〜。






ちなみにサイズはこのくらい。
もう一回り大きければ1/12サイズフィギュアにぴったりだったのですが…







設定はさっぱりわかりませんが、行け!戦え!アニバトロン!


以上、大地の勇者アニバトロンでした。


今回は紹介したのは友人が遊びに来た際にお土産持ってきてくれたもの。
ザ・アクセスのフックトイ自体は前から名前くらいは知っていましたが
購入して遊んだことはなかったのでいろいろと新鮮でした。


ロボットモードのプロポーションやデザインには突っ込みどころ満載ですが
アニマルモードは地味にクオリティが高く変形トイとしては
かなりの高水準に仕上がっているあたりがあなどれません。


世にも珍しいパンダから変形するロボットがラインナップに加わっている
あたりもなかなかのネタっぷりですね。
しかも、北海道限定でクマタイプも存在するとかいう話です。
くそっ、欲しくなってきた!
まずは同シリーズ商品のモトバトロン、シーバトロンを探してみようかな。