トランスフォーマーリベンジ RD-24 ディセプティコン バリケード & フレンジー レビュー

トランスフォーマーリベンジ・ヒューマンアライアンスシリーズ第4弾は
ディセプティコン戦士バリケード&フレンジーのタッグが登場!



バリケード ビークルモード




バリケードビークルモードはパトカーで車種はサリーン・S281エクストリーム。
黒いボディがカッコ良いです。
フロントライト・ウインドウには無色透明のクリアパーツを使用。







ディセプティコンエンブレムと「「To punish and enslave」のマーキング。
悪役なのにパトカーに擬態するという設定がイカしてます。






両ドアは開閉可能。
内部はシートやハンドルがしっかり作りこまれています。







旧作公開時に発売されたデラックスクラスのトイと。
デラックスでは白だったマーキングがHAではシルバーになり
リアウイングのPOLICEの文字も向きが反転しています。






スタタタ・・・



ズザーッ



「虫ケラめっ!撃ちやがって!」
というわけで今回は人間フィギュアのかわりにフレンジーが付属。





フレンジー

小型のラジカセに変形するディセプティコンの諜報員。
今回は変形ギミックはオミットされミニサイズの可動フィギュアとして製品化。






これまでの人間フィギュア同様地味に良く動きます。
首と腰が上下にしか可動しないのが惜しいです。






設定では目の色が青なのですが、残念ながらこれまでのトイ同様赤で塗装されています。
腕は2本ずつまとまっていてはいるものの、きちんと4本腕っぽいデザインになっています。






遊びすぎて眉毛の塗装がハゲたサムと比較。
ギミックや可動などの関係かフレンジーは設定よりも大分大きめに作られています。






デラックスクラスのバリケードに付属するフレンジーと比較。
ディティールの作りこみが違いますね。







フレンジーバリケードのシートに搭乗させる事が可能。
画像では運転席ですが劇中同様助手席に座らせることも出来ます。








また手足を折り畳みむことでバリケードのフロント部分にすっぽり収納することが出来ます。
ちょっとエスパー伊藤っぽい。






同シリーズのミニフィギュアだけで遊ぶのもの結構楽しかったりします。
それでは続いてバリケードロボットモードの紹介。





バリケード ロボットモード


パトカーに擬態し都市に潜伏するディセプティコン戦士。
オールスパークのありかの手がかりを求め、フレンジーと協力しサムを狙います。






巨大な両腕が特徴的な、いかにもワルっぽいプロポーション
縦横共になかなかのボリュームです。






縦長に造型された頭部はかなり劇中に近いイメージ。
フェイスのシルバーの塗装もメリハリがついていい感じです。






目の部分には集光ギミックを搭載。
首は左右と上方向に可動し、上を向けると口が開閉します。結構怖い。






肩は前後回転+横スイング。およそ水平まで上げることができますが
肩の装甲が頭に干渉してちょっと動かしにくいです。
肘は大きく可動し、肘の上にはロールもあり。






右手は親指とそれ以外の指がまとめて可動。
手首もスイングできますがロールが無いのが惜しいです。







股関節は非常に独特なつくりになっていて、
股関節には足に対し斜めにロール軸が設けられており、ここを回転させることで足を動かします。
よって足そのものを前後にスイングさせるということは出来ず、ポージングはかなりコツが必要になります。
上手く説明できませんが一言で言ってしまえば非常に動かしにくい部分ということです。






膝関節も膝裏の黒いパーツが干渉するため大きく曲げることが出来ません。
一応膝上にロールもありますが、股関節の部分もあわせて
足の可動はかなり厳しいと思っていただいて間違いないです。






足首は前後スイング+ロール。
接地性はイマイチですが前後に長く、外側のツメも可動するので安定性はまずまず。







ちなみに製品では腰が固定ですが小改造で画像のように回転させることが可能になります。
方法は腰を分解してストッパーをカットするだけ。
簡単な改造なのでオススメですが、試される場合はあくまで自己責任で。







変形過程でのギミックですが、銀色のスイッチを押すと
スプリングアクションで右腕のタイヤが飛び出します。






タイヤからは刃を展開し回転させることが可能。
手動ですが結構勢いよく回ります。







胸部を展開することでボディにフレンジーをセットすることが可能。






半分だけ体を出したフレンジーがなかなか可愛いです。
バリケードの胸の下からはキャノン砲も展開しており、隠し武器っぽくてお気に入りのギミック。







右肩を変形させることでフレンジー用の銃座に。






この状態だとバリケードは常に肩を後ろに上げていないといけないので
ちょっと大変そう。







またバリケードの背中のジョイントを使用することで頭の後ろにフレンジーを立たせることも可能。
戦闘力に変化はなさそうですがフレンジーが可愛いので良し。






バリケードの右手首にもフレンジーを立たせられるジョイントがあるのですが
手首がにロールがないため前腕ごとロールさせる必要があり、少々不恰好かも。






デラックスクラスのトイと比較。
デラックスクラスも当時のトイとしてはかなりのレベルでしたが
より怪物的なプロポーションになったHAのほうがやはり劇中のイメージに近いですね。





アクションポーズ







足はほとんど開く、閉じるくらいしかできませんが
巨大な両腕は良く動くので結構ポージングも様になります。





VSサム&バンブルビー



やはりバンブルビー&サムとからめて遊びのが一番の楽しみ方。






最後はビーが初めてサムを守るためにトランスフォームして戦った名シーンで。
バンブルビーVSバリケードからオートボット到着の流れは何度見ても熱いです。


以上、バリケード&フレンジーでした!
ヒューマンアライアンスはリベンジシリーズと同時に始まったこともあって
てっきりリベンジのキャラクターだけ商品化していくと思っていたので
このコンビのランナップは本当に驚きました。


なんとなくディセプティコンでHAとして出せるサイズのキャラが
バリケードくらいしかいなかったから、というのが一番の理由な気がしますが
とりあえず今の時期に新規造形かつ大サイズのバリケードのトイが手に入るという
ことだけでとにかく嬉しいですね。


下半身の可動は残念でしたがプロポーションは良く迫力もあり、
フレンジーとの連動ギミックも楽しいのでなかなかオススメです。
海外ではジャズ&レノックスの発売も決定したということで
国内販売も是非期待したいところです。