コトブキヤ フレームアームズ 三二式一型 轟雷 レビュー

コトブキヤによる新機軸プラモデルシリーズ「フレームアームズ」始動!
今回はその第一弾のうちの一種、「轟雷」を紹介!


フレームアーキテクト TYPE001

フル可動仕様のフレームアームズの共通素体。
全身の3ミリジョイントに外装を装着することでフレームアームズを組み上げることが出来ます。
轟雷の外装はプラキットですがこのフレームアーキテクトは予め完成された状態で同梱。
完成品とはいってもビスなどは使用せず、いかにもプラキットをそのまま手作業で組んだ感じなので
ゲート処理や保持力には個体差がありそうな感じです。








全身の関節はフル可動。
肩や足首など一部の関節にはポリキャップも使用されています。
動かすときに上腕、腿の部分に無理な方向に力を加えるとすぐにバラけてしまうので
気になる方は接着推奨。







腕・脚は関節ごとに分解可能。
自由に組み替えて非人間型のプロポーションにすることも出来ます。






それでは全身のジョイントに外装を装着して轟雷にしてみます。
外装パーツは2色のランナーを使用したプラキットになっており
人によりますが、完成までには1時間半〜2時間程度の作業が必要になるかと思います。






パチパチと装着していきます。
フレームアーキテクトの頭部、胸部・背部・膝アーマー、足首は余剰パーツになります。






半分だけ装着させるとこんな感じです。





三二式一型 轟雷


フレームアーキテクトを基礎として重装甲・実弾射撃装備・陸上機動力等の陸戦能力を追加し
地上部隊の先陣を切って投入される強襲戦闘車両として開発された機体。
カラーリング・デザインともにミリタリー色が強いフレームアームズです。







頭部はフレームアーキテクトから丸丸交換。
ボールジョイントで可動します。









外装を装着したことによりフレームアーキテクトよりは劣るものの
それでも十分な可動範囲を誇ります。







二九式二型120mm低反動滑腔砲はバックパックに接続。
上下に可動させられるほか、各部の3ミリジョイントに位置を変えて装着することもできます。








タクティカルナイフはホルダーで各部の3mmジョイントにマウント可能。
取り外して専用手首で保持することも出来ます。







脚部キャラピラは展開可能。
基部がボールジョイントになっているので足首にあわせて角度を調節できます。






外装装着後も手足の入れ替えなど、様々な組み換えが可能。






また、別売りのM.S.Gシリーズのウェポンを組み合わせて遊ぶことも出来ます。
私はM.S.Gを集めていなかったのでHMMガンスナイパーの武器を拝借。
こちらも問題なく組み合わせることが出来ました。





アクションポーズ




見た目以上に良く動きます。ただ外装をつけた状態で関節まわりがバラけると厄介なので
ガシガシ動かす場合はやはりパーツの接着がオススメです。






以上、コトブキヤフレームアームズ 轟雷でした!


シリーズの要となるフレームアーキテクトはよく動き、よく遊べて
素体としては十分な出来栄えです。
パーツの保持やバラけやすさが気になったのでユーザーが手を加えてもいいですが
やはりフレームアームズのメインとなるアイテムなのでしっかり改良されることに期待。


外装パーツは色数が2色ということでパチ組みだと少々見栄えが劣りますが
フレームに装着する際のピンの位置や長さは丁度良く
フレームをしっかりと補強しておけば気軽にパーツの着脱も出来、いい感じです。
まだまだバリエーションが少ないのでこれからもっと面白いデザインの機体が出てきてくれると
組み換えも楽しくなると思います。
もちろん3ミリジョイント利用してオリジナルパーツを製作するのもアリ!


個人的には組み替えもいいのですがやはりフレームにパーツを装着していく部分が
メダロットを組み立てているようで楽しかったです。
パーツの組立で難しい部分はありませんし、コトブキヤキットとしてはかなり割安だと思われるので
普段あまりキットを組まないオモチャファンの方にもオススメです!