バンダイ 1/144 HG RX-78-2 GUNDAM Ver.G30th レビュー

機動戦士ガンダム」放映30周年を記念し、新たにデザインがリファインされたガンダムキット
RX-78-2「ガンダム」(バージョンジーサーティース)が登場!


GUNDAM Ver.G30th

いわずと知れた「機動戦士ガンダム」の主役メカ。
これまで何度もキット化されてきましたが今回も完全新規造形です。
シール仕様箇所はツインアイ、頭部前後の赤いカメラアイ、首のグレーです。






今回はお台場の実物大ガンダムと同じ新デザインになっています。





ディティール




18メートル用のデザインをそのまま縮小しているので
モールドもかなりの密度になっています。





頭部


νガンダムと同じようにメットが1パーツ成型になっており、アンテナのレッド部も色分け再現。
それにしても自分のシールの下手さには涙が出ます。





可動

全身にはダブルオーガンダムから導入された新ポリキャップを使用。
腕と胴体はボールジョイント接続。腕は水平よりも少し高く上がります。






肘は1軸関節で90度ほど可動。
手首はデフォルトでは両腕とも握りこぶしになっています。






ポリキャップを引き出すことで肩を前に出すことも可能です。







胸と腰にボールタイプのポリキャップを使用し
ボディの前後可動、回転が可能。






脚の付け根はダブルオーと同様の構造になっていますが
横スイングの角度が制限されており開脚は画像の程度まで。






フロントアーマーはボールジョイント接続で脚の可動に干渉しません。
脚を大きく前に出すことが可能。
ちなみにフロントアーマーは最初から左右で分割されていました。






膝も1軸可動で120度ほど可動。






足首の可動範囲は非常に狭くなっており、接地性もかなり低めです。





ビームライフル


専用の握り手で右手に装備。
スコープとグリップが可動しますが左手は先述の握りこぶし以外の手首が付属しないので
両手で構えさせることは出来ません。





シールド


グリップなどはなく、腕側面に直接装着します。
ジョイントの形状上、回転や角度調節などはできません。





シールドはバックパックにマウントすることも可能です。





ハイパー・バズーカ



ビームライフルと共用の専用手首で保持します。
本体には特にギミックなどはなし。









リアアーマーのパーツをジョイントに差し替えることで
ハイパー・バズーカを腰にマウントすることが出来ます。





ガンダムハンマー


ガンダムだって所詮はロボットアニメなんですよっていうトミノ的なアレも付属。
鎖の部分は金属チェーンで再現されています。





ビームサーベル

白い成型色のビームサベールが付属。
背中にさしてあるビームサーベルのグリップ部分にも穴があったので
他のキットのビーム部が流用できるのかと思いましたが
とりあえずダブルオーのキットのものは穴サイズがあいませんでした。






ちなみにあんまりカッコよくないですが
ギリギリサーベルまで手は届きます。







フル装備させてみました。
やはりカッコイイです。





アクションポーズ





正直言って、素立ちが一番かな・・・


以上、HG GUNDAM Ver.G30thでした!

30周年記念のリニューアルキットということでこれまでの技術の粋が集められた
最高のRX-78のキットになると勝手に妄想・期待していたのですが
実際組んでみたら肘や膝が2重関節ではなかったり、左手が握りこぶししか付属しなかったりで
アレ?となりました。


どうやらお台場ガンダムのディティールを細部にいたるまで完全に
再現するために可動やプレイバリューは犠牲になった模様です。
あくまでお台場ガンダムとセットの30周年の記念アイテムということですね。


全身のモールドは確かに見事なので綺麗に仕上げて素立ちさせて飾るのが
一番の楽しみ方かも。
普段HGキットはパチ組で満足の私もスミ入れくらいは挑戦しようかと思います。