バンダイ FFR 09 ヒビキオンゲキコ レビュー

仮面ライダーディケイド」FFRシリーズ第10弾は仮面ライダー響鬼
響鬼が音撃鼓・アカネタカに3段変形!





仮面ライダー響鬼

仮面ライダー響鬼」の主役ライダー。 魔化魍と戦い続けるベテラン戦士。
肩幅が広くかなりゴツめのプロポーション
本体にあまりアレンジが加えられていないため、逆に足のアーマーがかなり浮いて見えます。
実際の成型色は写真よりもう少し明るめのメタリックパープル。





マスク


今回もマスクの出来は良好。
額の鬼の顔も造型されています。





音撃鼓

響鬼の腰に装着されているのは変身ベルトではなく、音撃に使用する音撃鼓。
残念ながら取り外しは出来ません。
今思うとなぜキバのキバットだけは着脱可だったのだろう・・・





可動

首が軸可動、腰が固定である他、響鬼にのみ見られる仕様として、
肩の軸がボールジョイント接続になっています。






また、膝が変形の構造上2重関節になっています。
これにより正座も可能。
その他の部分はこれまでのシリーズ同様の可動になっています。





音撃棒

オンゲキボゥ・・・レッカァ!ももちろん付属。
両腕に装備させる他、背中にマウントすることも可能です。





阿吽


音撃棒の先端の顔はきちんと口が閉じているものと、開いているもので
作り分けられています。細かいですね。







肩のボールジョイント接続のおかげで音撃棒をダイナミックに構えることができます。
意図的に設計したのかどうか判断が難しいところですが、素直に感心したポイントです。






背中と両足のアーマーは簡単に取り外すことが可能。
足のジョイント部が少々目立ちますが元の響鬼のデザインにかなり近づきます。





ファナルフォームライド!
本編での活躍を未見なので淡々といきます・・・






背中のパネルを上に回転させ、腰のフンドシパーツを後に回します。






頭を収納し、下半身・足を回転させます。






腕を開き、足を内側に折りたたむように可動させます。






背中のパネルを元の位置に戻し、足のアーマーとピッタリくっつけ、面を作って完成です!





ヒビキオンゲキコ

鬼が音撃に使用する音撃鼓そのものに変形してしまいます。
響鬼」作中でも音撃鼓は使用する際にバックルサイズから人間大のサイズまで
巨大化するのでこのチョイスはなかなか面白いと思いました。
見た目もかなりまとまっています。







裏表。
ちょっと足の曲がり具合が痛々しいですね。





変形の際余剰パーツとなる音撃棒はディケイドに装備することができます。





清めの音を叩き込め!







ソイヤソイヤ!




アカネタカ


響鬼は音撃鼓以外にももう一つサポートメカであるディスクアニマル・アカネタカの姿に変形することが可能。
変形過程を撮影するのを忘れてしまいましたが、見たままなのの変形なので想像しやすいかと。






ギリギリ鳥に見えるか・・・といったところですね。
流石に見立て変形すぎです。





アクションポーズ



腕周りの可動範囲の広さが響鬼というキャラクターにマッチしていていい感じです。





ディケイドと

最後はディケイドと。

首がボールジョイントでは無いのが残念ですがその他の部分では他のFFRよりも可動に優れ
両手に音撃棒を構えたポーズがカッコよくきまります。


太鼓に変形するという発想も面白いです。響鬼単体で太鼓に変形させてもイマイチ遊べませんが
ディケイドのような「叩かせる相手」を用意するとかなり楽しいです。
変形後の姿も割と破綻なくまとまっているので装着変身やSICの響鬼に叩かせて
原作「響鬼」の音撃シーンを再現するのも面白いかと。


アカネタカは・・・変形形態が太鼓だけでは遊べないからなんとかもう1形態増やそう
という開発スタッフの努力が伝わってきます。
ただ、これをアカネタカと言い張るのならキバアローもキバットそのものに変形できたのでは・・・と思います。


仮面ライダーディケイド」での「響鬼の世界」編放映に先駆けて発売されましたヒビキオンゲキコ。
作中ではどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。