バンダイ D-Real デジモンアドベンチャー02 オメガモン レビュー

2000年に発売されたデジモンアドベンチャーに登場する「最後の聖騎士」
オメガモンのD-Realを紹介!


オメガモン

デジモンアドベンチャー」の主役デジモン2体の究極進化体である
「ウォーグレイモン」と「メタルガルルモン」が合体進化した聖騎士型デジモン
劇場版「ぼくらのウォーゲーム」をはじめとする劇場作品に主に登場しました。


保存状態が悪く、大分汚れてしまっています。
お見苦しく申し訳ないです。





頭部


甲冑の兜を思わせる頭部。
横から見たときの造型は完璧ですが
正面から見たときに横幅が狭く、作中イメージとは少々異なります。
あと頭部に限らず、ボディ全身に水色のスミイレがされています。
これは正直余計かな。





紋章

ボディにはアグモンをウォーグレイモンへと進化させる「勇気の紋章」と
ガブモンをメタルガルルモンへと進化させる「友情の紋章」が半分ずつ刻まれています。





グレイヘッド


ウォーグレイモンの頭部の意匠が強く現れた左腕。





ガルルヘッド


メタルガルルモンの頭部の意匠の右腕。
こちらは色が変わっていないのでほぼ
メタルガルルモンの頭部そのままです。





ブレイブシールド

肩にはウォーグレイモンの背中にも装備されていた盾
「ブレイブシールド」を装備。
勇気の紋章が刻まれています。






右肩はトゲトゲ。
アニメ設定だとトゲは黄色なんですが塗装は省略されています。
ガルルヘッドの下あごも本来はグレーだったはず・・・





可動


両腕は肩と肘が可動。
ロールがないので両腕のヘッドは正面以外は向けません。






首と腰は左右に回転。






足は前後回転+左右にスイング可能。
腰まわりに干渉するものが無いので足の可動の自由度は高いです。






膝は80度ほど可動。
足首も前後によく動きます。
ただマントが長く、かなり硬めの素材で出来ているので
膝を曲げると自然と前傾姿勢にならざるを得ません。






どれだけマントが硬いかというと、マントで自立できてしまうほどです。
このマントと接地面積の広い足首のおかげで安定性はバツグン。





武装

両腕のヘッドの顎は開閉可能。
内部のジョイントに武器を装着することが出来ます。





オメガモン武装形態

こちらが両腕に武器を装着した状態。



グレイソード

グレイヘッドに内蔵されている剣。
どうみても刀身がヘッドよりも長いんですが、
作品中ではジャキッとカッコよく出てきます。






刀身にはデジ文字で「オールデリート」と刻まれています。
懐かしいなぁデジ文字。





ガルルキャノン

ガルルヘッドに内蔵されている大砲。
こちらもどう見ても内蔵できる大きさではありませんが・・・
見た目はシンプルですが発射される弾の威力は圧倒的。






銃口がやっつけなのと
パーティングラインが目立つのが残念です。





アクションポーズ



全然ポーズがきまりません。腕に全くロールが無いのが本当に惜しい!




以上、D-Realオメガモンでした。
デジモンアドベンチャー02放映中に発売されたD-Realシリーズの第一弾の一体です。
流石に第一弾だけあって変な色でスミイレされていたり、可動が本当にイマイチだったり
残念な部分もありますがやはり造型自体は非常に良好。
当時の価格とはいえ、1500円でこのクオリティなら充分納得です。


余談ですがオメガモン初登場作品である
デジモンアドベンチャー劇場版「ぼくらのウォーゲーム」はアニメ史に残る名作といわれています。
未見の方は是非チェックしてみてください。


後のシリーズにもちょくちょく再登場し、ファンにも非常に人気の高いオメガモンですが、
私見ながらこの映画無しではここまでの人気は出なかったのではないかと思います。