バンダイ ROBOT魂 SIDE KMF ガウェイン レビュー

コードギアス〜反逆のルルーシュ」に登場する大型ナイトメアフレーム
「ガウェイン」がROBOT魂にてついに立体化!



ガウェイン全身



コードギアスの主人公、ルルーシュ=ゼロが操縦する大型KMF。
放送当時から人気の高かったガウェインですがその大きさから立体化の機会に
恵まれず、放送から2年の歳月を経てついにこうしてROBOT魂というカテゴリーで
手に入れることが出来ました。
プロポーションや造型は文句なし。感無量です!





ポリカーボネート


ガウェインにはコレまでのROBOT魂(IAO)シリーズで使用されていた
ABS,POM,PVCにくわえ新素材のポリカーボネートが使用されています。
PCの透明性により黒い装甲に光沢が生まれ、高級感を感じることが出来ます。
まぁ、PCを使用したおかげか実際のお値段も高級なんですがw


あとこの光沢のせいなのか分かりませんが写真のホワイトバランスがメチャクチャです。
泣ける。


頭部

耳が特徴的なガウェインの頭部。
コウモリ耳かアヌビス耳かで意見が分かれていますが私はアヌビス派。
首は周りのの襟上のパーツに干渉されることなく自由に可動します。
一杯まで動かすと最終的にアゴが干渉しますが。




可動

肩、手首がボールジョイント、腰と腕にロールがあります。
肘は90度ほど可動。




肩部構造

腕はそのままでは肩に干渉して横に上げることができません。
コレを避けるために腕を下に引っ張って伸ばすことができます。





これにより腕を真横まで上げることが可能。




ただ、この機構を使用しても右腕が干渉してあがりません。
これは両肩で左右対称であるパーツが
右肩にも左肩用のパーツを使用したことによる組み立てミスでどうやら初期不良の模様
干渉パーツをナイフなどでちょこっと削ることで問題なくあがるようになります。





膝は120度ほど可動。開脚はあまり出来ません。
足首はかかとも含め可動するので接地性は良好。




サイズ

通常サイズであるランスロットと比較。
ランスがガウェインの腰ほどまでしかありません。
この大きさがガウェインの魅力。




スタンド

スモーククリアのスタンドが付属します。
支柱の途中にあるジョイントを組み替えることで2段階の高さに調節可能。





立たせた状態と浮かせた状態でディスプレイすることができます。
しかしスタンド地味です。
シンプルなのもいいですがギアスマークなんかが入ってたら嬉しかったかな。




ランドスピナー

ふくらはぎの部分にはランドスピナーが収納されており、展開可能。
展開するときのガチャガチャとした感触が心地よくクセになります。
ホント。




コックピット

背部のコックピットのハッチを開けると中には
肘を突いて偉そうにしているルルーシュが。
C.Cは残念ながらいません。





コックピットごと外せば全身を確認できます。
実は足も組んでいます。実に偉そう。
当たり前ですが無頼に付属のゼロと同サイズ。





ちなみにコックピットを外した状態のガウェインはこちら。
この状態でもカッコイイ・・・




エナジーフィラー

ナイトメアフレーム用のバッテリーのようなものです。
見た目はただの箱ですが劇中で印象的なシーンで使用されたので
今回の付属品に選ばれたものと思われます。




ハドロン


ガウェインの代名詞ともいえる武装がこのハドロン砲。
左右の肩に搭載され、ハッチを上下に開くことで再現できます。





さらにこの状態で先ほどの肩のギミックを生かし両腕を真横に上げれば劇中の
ハドロン砲発射ポーズも再現可能!





ガウェインといえばこれですね!
長時間このポーズでも腕がヘタれないように
腕関節にはラチェット機構が仕込まれています。
さすが、制作側もわかってるなぁと感じますね。




アクションポーズ





そんなにアクションを決める機体でもないですけどね〜。
大抵棒立ちかハドロン砲!のポーズな印象。




名シーン再現

ルル山さんによるガウェイン奪取&逃走。
何気にはガウェンは盗品なんですよね。






キュウシュウ戦役。
燃料切れのライバルを救ってやるルル山さん。





そして共闘。
かなり熱い展開でした。





だがスザクキック。
現実は非情である。




グロースター・コーネリア機を組み合わせれば
スペックは勝っているはずなのにフルボッコにされるあのシーンも再現できます。


脆弱者が!





ジークフリートがいればラストシーンの殴り合いも再現できるのですが。
さすがにジークの製品化は無理かな〜。




ゼロと


ゼロ無頼に付属のゼロと組み合わせてみるのも楽しいです。
蜃気楼に皇帝ルルーシュつけてくれないかな。






以上、ガウェインでした。
仮にも主人公メカなのに製品化に恵まれなかったガウェイン。
それがついに実現した上にクオリティ、ギミックも高水準。
ファンとしては感涙モノです。
ROBOT魂ガンダム系はイマイチ評価が芳しくないですが
このガウェインは明らかにIN ACTION OFFSHOOTのクオリティを引き継いでいます。
今月以降は来年3月までSIDE KMFはお休みですが
来年もきっとすばらしい展開を見せてくれることに期待しましょう。





あまりに出来がいいのでうっかり忘れそうでしたが肩の組み立てミス。
ちょっと自分で手を加えれば問題ないレベルで
私もさっさと改善して即スルーだったんですがミスはミス。
動かして確認すれば誰でもすぐに分かるし、さすがに仕様とは言い張れないはずなので
コレクターズ事業部からなんらかの対応があって欲しいところです。